車が移動するパワースポットに!?『TOYOTA SOCIAL APP AWARD 2012』受賞作品DL開始

2012年04月25日 21時30分更新

　トヨタマーケティングジャパン主催で開催されたソーシャルアプリ企画コンテスト『TOYOTA SOCIAL APP AWARD』。“SAVE THE CAR（日本の新しい才能でクルマを救ってください）”というキャンペーンスローガンのもと、“クルマを楽しむアプリ”というテーマに沿って募集し、応募総数1255件のなかから、グランプリ受賞作品が決定。選ばれたのは『開運パワーロード』、『OKINAWA DRIVE LABEL』、『サムとリッピング』の3作品。このうち2アプリに関しては本日から利用が可能だ。

■グランプリ受賞作品『開運パワーロード』（iPhoneアプリ）



↑企画に携わった電通・クリエーティブ局の嶋野裕介さん。

“あなたのクルマを移動するパワースポットに。”というテーマのアプリで、運気がアップする方角とドライブルートを教えてくれるというもの。単なる移動手段ととらえられがちな“ドライブ”だが、もともと未知への驚きや偶然の出会いのある、ワクワク・ドキドキするものであるという原点に立ち返って作成されたもの。クルマに乗ること自体が“楽しく”なるサービスを作りたいという気持ちから生まれたアプリだ。



↑トップ画面は、開運の文字がドライブルートのようになっていてとても楽しげ。



↑アプリを起動すると、初回に登録した自分の誕生日から今日のパワー方位を教えくれる。



↑ドライブに設定した日にもっともパワー的なものが得られそうな方角を教えてくれる。



↑パワー的なものが得られそうな方角にある水辺や神社などパワースポッに目的値を設定し、クルマで出かけよう。

　Facebookとも連携しており、設定→Facebookとコネクト、を選ぶとFacebookのフレンドのなかから、ドライブにでかけると運気が高まる相手をランキングで表示することも可能。



↑ドライブに最適なFacebookのパワーフレンドを10位までランキング。



↑相手をタップすると、ドライブする人の名前と誕生日が自動的に入力。



↑ふたりにとって最高のパワー方位を教えてくれる。

　目的値に到着するとカードがゲットできるなど、遊び心たっぷりのアプリとなっている。

■ゴールド受賞作品『OKINAWA DRIVE LABEL』（iPhone/Androidアプリ）



↑アイディア開発者であるNHN Japanの田中美由紀さん。

　沖縄民謡や沖縄ミュージシャンのオリジナル楽曲を楽しめる音楽ストリーミングアプリ。常に新鮮な驚きとともに長く楽しめ、さらにクルマと人との思い出に介在できるアプリとして開発されたものだ。クルマの中の時間をより楽しめるものに、といったコンセプトで開発されている。登録曲は4月25日現在で136曲。5月以降は毎週1曲以上の曲と3本以上の地元情報が追加される予定だ。
　ちなみに、日本全国どこにいてもアプリを通じていつでも曲を聴くことができるため、沖縄のドライブで得た楽しい思い出を繰り返し思い出せるといった使い方も想定しているとか。



↑起動するとDJゴーヤが出現。彼がこのアプリのメインパーソナリティ（喋らないけど）。



↑DJゴーヤをクリックすると沖縄のメイン道路に沿ったプレイリストが並ぶ。リクエストも可能。



↑ミュージックメニューから新着や人気曲を選んで聴くこともでき、気に入れば“いいね！”ボタンでマイリストを作成しよう。



↑“INFO”ボタンを押せばその曲にまつわる背景など詳しい解説が読めるのもいい。



↑道沿いにマッピングされた曲をMapから直接選んで聴けるので、そのエリアのイメージを抱きながら曲を味わおう。



↑写真や動画をアップロードして、気に入った景色があればダウンロード保存も可能だ。

　会場には特別ゲストとして、『OKINAWA DRIVE LABEL』の起動時に流れる曲を提供している石垣島の姉妹デュオ“ma-yun”が登場。「東京は沖縄の冬みたいに寒いね」と笑いながら、アプリ起動時に流れるオリジナル曲『ずっと咲いてて』を披露してくれた。



↑三線の音色にのった唄もメロディもひたすらに優しい曲。「沖縄に帰りたい……」と思ってしまった（注：実家は茨城です）。

　本日公開されたアプリは以上２アプリ。受賞アプリの提供は4月25日～10月31日の6カ月間期間限定となっており、サービス期間の延長は、ユーザーの反応をみながら、随時検討を予定する。



↑左から順にNHN Japanの田中美由紀さん、トヨタマーケティングジャパンの喜馬克治さん、電通の嶋野裕介さん、馬場俊輔さん、小柳祐介さん。