最近は音楽といったら、CDよりもダウンロードだ。その音源はiPodなどのポータブルプレーヤーに入れることが多いので、イヤフォン以外で聴くとなるとオーディオセットに接続しないといけない。
その手間を解消してくれるのが、今回紹介する『WSA-BT』。ブルートゥースに対応したスピーカーアダプターで、スピーカー側にステレオプラグかRCAで接続するだけ。簡単にポータブルプレーヤーとスピーカーをワイヤレスで接続できてしまう。ソニーだろうがアップルだろうがブルートゥースでさえあれば、オーケーだ。
ちょっと前に、BOSEがブルートゥース対応のスピーカー『SoundLink』を発売していたが、一般的には、まだまだブルートゥースに対応したサウンドシステムは浸透していない。今や音源はiTunesを筆頭にPCやスマホでの管理がスタンダード。そう考えれば、このシステムを導入しないほうがおかしいとも言える。
こんなことを書くと、「そもそもワイヤレスってそんなに大事なの?」とか言う人もいるかもしれないが、わざわざスピーカーの前まで行って操作をするのはめんどうだし、付属のリモコンを使うくらいならプレーヤーで直に操作したほうが効率がいいのは当たり前だと思う。
お花見など外で音楽を流すときにポータブルスピーカーといっしょに持って行くのもいいかもね。電源の問題はあるけど。
■今週のガジェット■
『WSA-BT』
スピーカーをブルートゥース対応にする、コンパクトなアダプター。
背面に装備された、3.5ミリのステレオミニプラグか、RCA経由で手持ちのスピーカーに接続するだけ。
発売 ロジクール(関連サイト)
直販価格 3980円
■今週の近況■
メルセデスが光学迷彩を利用したコンセプトカーを発表したらしい。側面にシート状のLEDディスプレーを貼りつけ、反対側に設置したカメラで撮影した風景をリアルタイム表示する。この技術にはすごさを感じる。光学迷彩は今後、おもしろい応用が考えられそうだ。
※この連載は週刊アスキー2012年4月24日号(4月10日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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