最近のBDレコーダーは、3チューナーに500GB以上のHDDが当たり前。グッと購買欲の高まるAV機器だが、せっかく買うなら失敗のないものを選びたい。今回はメーカー別に上記の条件に近いモデルを4機種選択。一番気になる画像について徹底比較を行なった!
ブルーレイDIGA DMR-BZT720-K |
●パナソニック(外部サイト)
実売価格 9万8000円前後
同社サービス“ミモーラ”にアクセスして番組の気になるシーンだけを再生できる。家庭内DLNAでつながったテレパソや他社製レコーダーの録画番組を一覧表示して再生できる。
AQUOSブルーレイ BD-W1100 |
●シャープ(外部サイト)
実売価格 8万7000円前後
視聴中の番組を常に録画して、いつでも巻き戻せる“ちょっと戻っテレビ”搭載。無線LANアクセスポイントを内蔵。
BDZ-AT770T |
●ソニー(外部サイト)
実売価格 6万円前後
2012年春モデル発売はないが昨年冬モデルがアップデート。外付けHDDに録画した番組のBDダビングに新対応。
REGZAブルーレイ DBR-Z150 |
●東芝(関連サイト)
実売価格 4万2000円前後
今回唯一のダブルチューナー搭載機だが、CM自動カット機能をもち、番組表のカスタマイズも細かく設定できる。
4機種のAVC録画の画質をチェック
AVCの長時間録画では横並び条件として各機種5倍相当のモードと、10倍以上となる最長時間録画モードの画質を比較。同一番組でDVDからのアップコンバート再生の画質も検証を行なった。
この番組で検証『灼眼のシャナIII』 |
(C)高橋弥七郎/いとうのいぢ/アスキー・メディアワークス/『灼眼のシャナF』製作委員会 |
●TOKYO MX
●3月23日放送(第24話)
『灼眼のシャナⅢ-FINAL- 第Ⅴ巻』Blu-ray & DVD 4月27日発売
初回限定版:いとうのいぢ描き下ろし 後半4巻収納ボックス
AVC録画を比較 ※クリックで画像が拡大します
パナソニック5倍 |
パナソニック15倍 |
●15倍も使える水準
5倍録画は放送より若干ノイズが増える程度で○。15倍も斜め線がギザギザになるだけで実用範囲。
シャープ5倍 |
シャープ12倍 |
●5倍までは実用範囲
5倍録画は全体的にボケるがノイズは少ない。12倍は画面全体にブロックノイズが発生してしまった。
ソニー6倍 |
ソニー12倍 |
●6倍録画の実用性大
6倍は目立った劣化も現われず実用性◎。12倍は動きの激しいシーンでは輪郭部にノイズが目立つ。
東芝5倍 |
東芝12倍 |
●ブロックノイズが厳しい
5倍でも画面全体に小さなデジタルノイズが出た。12倍は全体が平坦に崩れるため実用範囲外。
DVD再生を比較 ※クリックで画像が拡大します
パナソニックのDVD再生 |
●平坦部のノイズが厳しい
動きのあるシーンでSD画質の変換時のノイズが大きく、再生時には荒れが目立ってしまった。
シャープのDVD再生 |
●クッキリした再現は◎
変換時のノイズを押さえていてSD録画も実用レベル。輪郭のラインもクッキリ表示できた。
ソニーのDVD再生 |
●ブロックノイズが発生
変換時に動きのあるシーンでノイズがかかってしまった。細部の情報量がやや苦しい。
東芝のDVD再生 |
●再生画質は◎
目立ったブロックノイズがなくHD並みの精細感を維持。4社を通してもっとも実用的な画質だった。
4月3日発売の週刊アスキー4月17日号では、上記の画質比較以外にも、検索や録画のしやすさや番組表のスクロールの速さ、ダビングの速さをたっぷりと検証していますので、あわせてご覧ください。
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55,874円
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