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【ベストバイ】3D映像を超解像処理! スマホ連携もできるBDレコーダー『BDZ-AT750W』

2011年08月19日 12時30分更新

 容量500GBのスタンダード新モデル。前モデルから好評だった約0.5秒で使える“瞬間起動”や最長11倍となる2番組同時の長時間録画とBD再生が一緒に行なえるマルチタスク機能を継続するなど、基本性能は十分。高画質回路は“CREAS 4”にグレードアップ。超解像処理が進化したほか、3Dでもより高精細でなめらかな映像を楽しめるようになった。

BDZ-AT750W

BDZ-AT750W
ソニー
●実売価格 6万7000円前後

 実際にサイド・バイ・サイドの3D映像を見ると、水平方向の解像度の半減で不鮮明になりがちな映像をくっきりと再現していた。不自然な強調感も少なく、低ノイズで見やすい映像だ。超解像処理の進化はDVDソフトでも同様で、鮮明な映像を実感できた。ただし、BDソフトでは見やすさ重視のせいか、細部がややソフトになる傾向だ。また、長時間モードの映像は、画質劣化や映像の乱れが前モデルより抑えられていたことに感心した。

BDZ-AT750W
BDZ-AT750W

↑画質モードで“おまかせ”を選択すると最適な画質に自動調整。“おすすめカスタム値”には、 “BDシネマ3D”が追加された。

 スマホとの連携も強化。アンドロイドアプリ『Koe-Kara』を使えば、“週末の映画”など音声で番組検索ができる。本機にはDLNA機能を搭載せず、『トルネ』との録画予約・再生連携機能“レコ×トルネ”にも非対応なのは残念だが、多機能で実力も優れものの注目モデルだ。

BDZ-AT750W
BDZ-AT750W

↑Xperia限定だった『Koe-Kara』が対応機種を拡大。アンドロイド2.2以上なら端末を問わず利用できるようになった。音声の認識率もよく、文字入力の手間がないのは快適。

<SPEC>
HDD容量 500GB
チューナー 地デジ×2、BS/110度CS×2
HDD録画時間 約58時間(地デジDR)、約61時間(AVC 16M)、約88時間(AVC 11M)、約117時間(AVC 8M 標準)、約234時間(AVC 4M)、約333時間(AVC 3M)、約469時間(AVC 2M)
インターフェース HDMI、D4、コンポジット、S映像、USB、LANほか
サイズ/質量 430(W)×283(D)×49.5(H)mm/約3.2kg

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