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マウスの左右ボタンを同時押しする特殊な操作のMSワードの小ワザとは?

2012年03月22日 11時00分更新

 私はあんまり使わないんですけど、ワードで行頭の“1字下げ(インデント)”をしたいときは、画面上のほうにあるルーラーの▽マークで設定できます。また、同じルーラー上をクリックすることで、規定値では4文字(環境によって違うかも)になっているタブ位置を変更することができます。

Wordのタブ位置変更01
↑丸囲みは1字下げの指定、四角囲みはタブ位置の指定。
Wordのタブ位置変更02
↑ルーラー上の▽マークをマウスでドラッグすることでインデントの位置を1字でなく、2字下げとか4字下げとかにできる。

 でもこれでは、本当に指定した文字数だけ下がっているのか、わかりにくいですよね。ルーラー上には“2”とか“4”とか書いてあって文字数の目安にはなるのですが、微妙な位置に合わせたら何文字になるのでしょうか? どこかに数値で出てくれるといいのですが……。

 そこで、▽をドラッグするときに、マウスの左右のボタンを同時に押すと……。

Wordのタブ位置変更03
↑行頭から何字の位置にあるのか数値で表示された! この例では5.53字下がっている。

 なんで、小数点が出てるんだ? とか解せない点はありますが、ともかくこれで、正確な文字下げを指定できるわけです。ちなみに、ここの指定は左ボタンを放した時点で確定されるようで、左右同時押しから、右ボタンだけを放した状態ではまだ確定されません。そこから、再度右ボタンを押して左右同時押し状態にすると、文字数の指定を再開できました。

Wordのタブ位置変更04
↑タブ位置の指定も同様。タブマークをドラッグするときに、マウスの左右ボタンを同時に押す。

 マウスボタンの左右同時押しなんてほかではあんまり見ない、なかなかマニアックなマウスボタンの使い方だなぁ、と思います。
 が、実はこれ、“Alt”キーを押しながら▽ドラッグでも数値表示になるみたいです。そっちが本命か、くそっ。

この記事は、昨年(2011年)6月30日で終了した『週アスコミュニティβ』内の“Windows7の部屋”に書いた記事の転載です(一部修正・加筆あり)。

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