最近はSNSと連携したサービスが増加中だ。特にアプリは充実しており、今回はその中で気になったものを紹介したい。
まずは『SnapDish』と『TripIT』。前者は料理写真専用のSNSで、写真を色鮮やかにするエフェクト機能が付いている。これが流行るのはめんどうな写真の処理が簡単にでき、SNSと連携して楽に投稿できるサービスだからだろう。
後者は、旅行の行程をSNSで共有できるサービス。ネットで航空チケットや、ホテル・レンタカーの予約をしたときに送られてくる確認メールを転送するだけとカンタン。すると、TripITがメールから自動で必要な情報を取り出して、旅の予定表を自動で作成してくれるのだ。それぞれiPhone、アンドロイド版のアプリがある。
次いで紹介するのが「誰といつどこで会ったか」を簡単に記録できるAndroidアプリの『remembAR』。
出会った人の顔にカメラをかざすと、その人のFacebookアカウントが画面にAR表示され、記録ができる。人の顔を覚えるのが不得意な私にはありがたい。
さて、この3つを見て思うのは、「SNS連携のアプリはアイデアが勝負である」ということ。
利用者数の多い既存SNSを便利に使いこなすためのサービスを展開すれば、それだけでもビジネスに繋がる可能性もあったりするのである。そういう意味でも1回使ってみるのもいいのではないだろうか?
■今週のガジェット■
『SnapDish』
料理の写真をワンタップでおいしそうに加工できるアプリ。TwitterやFacebook、mixiなどに投稿できる。
発売 ヴァズ(関連サイト)
価格 無料
iPhone/Android版 無料
『TripIT』
オンラインの予約から旅行の日程表を自動作成してくれる。Googleカレンダーなどと同期も可能。
発売 Concur(関連サイト)
価格 iPhone/Android版 無料
『remembAR』
顔にアプリのカメラを向けると、相手のFacebookの情報を表示するアプリ。Facebookに投稿も可。友達か、同じイベントに参加しているメンバーに限る。
発売 hemplant(関連サイト)
価格 Android版 無料
■今週の近況■
Kinectの機能を内蔵したPCが開発されているらしい。この流れでPCメーカーにKinectがライセンスされれば、いろいろな製品が出てくるだろう。でも、本命はテレビへの応用だろうな。ジェスチャーと音声がリモコンを代替できれば、ネットテレビも普及すると思うしね。
※この連載は週刊アスキー2012年3月27日号(3月13日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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