インテルは、Sandy Bridge-EP(開発コードネーム)こと、LGA2011対応のデータセンター向けCPU、Xeon E5-2600シリーズとE5-1600シリーズを発表した。Xeon E5-2600シリーズの最大コア/スレッド数は8コア/16スレッド。一方、Xeon E5-E1600シリーズは最大6コア12スレッドだ。で、いずれも製造プロセスは32nmとSandy Bridge-Eをベースとしている。
Xeon E5-2600シリーズのラインアップ |
Xeon E5-1600シリーズのラインアップ |
LGA2011ソケット対応CPUでは、コンシューマー向けには6コア/12スレッドのCore i7-3960X(3.3GHz、15MB)が8万円強、同3930K(3.2GHz、12MB)が5万円強で販売されている。また、先日4コア8スレッドだが、2万円半ばと手ごろなSandy Bridge-Eとして注目を浴びたCore i7-3820(3.6GHz、10MB)もある。いずれもX79チップセット搭載マザーで動作するCPUだ。一方、今回発表になったXeon E5シリーズが現行のX79マザーでサポートするかどうかはメーカーの対応次第だ。
Xeon E5-2600/1600シリーズのUS価格 |
日本での価格は未定だが、USの参考価格では8コア/16スレッドのE5-2600シリーズはいずれも1100ドルよりも上。単純に日本円に換算しても9万円弱とCore i7-3960Xよりも高価な値札で並びそうだ。
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