MWC2012から帰ってきたら、仕事と荷物が文字通り山積みになっていて「ギャフン」ってリアルに言ってみたオッペンハイマーです。その地層のようになった側面に、またしても怪しいブツが混入しておったのだ。開けてみると……。
怪しいブルーのパッケージ |
↑それぞれKDDI(AU)4S、SoftBank(SB)4S、+COPY ANY COUNTRYと記載されています。 |
なるほど、こいつぁーSIMロック解除アダプターってやつですわな。前にiPhone 3Gで試そうとして、ひどい目に遭ったことがある。もうやらないよ。絶対やらない。時間もないし。山積みだし。地層だし。
ほな、行ってみまひょか☆
中にはトレイと小さな基盤 |
↑iPhone 4用のマイクロSIMカードトレイと極小の基板が入っています。 |
トレイを比較 |
↑標準のトレイと比較すると形状が異なっております。スリットがあるのと、全体に深く掘って形成されております(写真下)。 |
au版iPhoneにSoftBankのSIMを入れてみる |
↑SoftBankのマイクロSIMカートを基板上にセットし、au版iPhone 4Sに入れてみます。 |
い、痛っ |
↑かなり力が要ります。硬いモノを無理に突っ込むなんてケダモノですな、ケダモノ。ちゃんと取り出せるのかしら……。 |
あれ、ダメ? |
↑検索中になったまま……。 |
と、思いきや |
↑数秒待つと、なんか認識しちゃったりなんかしちゃったんですケド……。 |
SoftBank版とかわらん? |
↑通話は可、APNさえ設定すれば(値をアタイに聞かないで)ネットもいけてもうた……。MMSとかFaceTimeとかまではまだ試していませんが、一見したところSoftBank版となんらかわらん感じがしないでもありませんでしたが、知りません。あ、SIMカードはちゃんと取り出せましたよ。痛いのは最初だけみたい。 |
ちなみにau用アダプターに対応しているのは、SoftBank版の黒SIM、銀SIM、プリモバイルSIM。また、ドコモのFOMAカード、あとb-mobile Fair、b-microSIM U300、b-mobileSIM(イオン)なども使えるようです。ただし、SoftBank用アダプターでauのSIMは利用できない模様。ほかにもXi契約のマイクロSIMはダメだったりと、制限は少なくありません。もうじき公開がウワサされるiOSの新バージョンを適用したあとなども使えるかどうかは不明。すなわち、リスキーの精神を理解できない方は手を出してはいけまへん。ってか、そもそもどこで手に入るのかって? そんなこと書いたら有問題ですわ。
au版iPhone 4S に飛びついたけどSoftBankに戻りたい、でもまたau版に戻りたくなるかも……ってか、同じiPhone何回買うんだろ? 俺たちはいつから大人になったんだろ? といった疑問ジャイアントな方は、とりあえずこの怪しいアイテムを試されてみるのも手ではないでしょうか。むろん、なんの保証もございませんので、あしからず……。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります