発売中の『Pic3D』は、特殊な液晶保護シートと無料アプリ『Pic3D-Player』を組み合わせることで、iPhone 4での裸眼立体視を可能にするユニークなアイテム。これまでは液晶の構造による制約で縦持ちの小さな画面でしか立体視ができなかった。しかし、3月14日(水)に発売される新しいシート『Pic3D-II』は、横置きのワイドな画面でも3Dを楽しめるようになったという。どのぐらい飛び出すものなのか。
初代『Pic3D』は、児玉晨吾社長の、“もっと手軽に楽しめる3Dを、日本の技術で世界に広めたい”との思いがきっかけで開発された商品。半年で100万枚も売れた人気商品で、日本国内よりも海外での評価が高い。
『Pic3D-II』で見られる3D映像は、Youtubeにアップされているサイドバイサイド方式の映像だ。
実際に見てみたところ、ニンテンドー3DSなどの裸眼3D対応液晶に比べて深度はやや浅いものの、しっかりと飛び出して見えた。なんのへんてつもないiPhone 4の液晶に1枚ペロッと特殊シートを貼っただけでこの立体感が出るとはちょっと驚き!
まだまだ対応しているコンテンツは少ないが、『FinePix REAL 3D W3』などの3Dカメラで撮影した動画を、YouTubeにアップすればユーザーどうしで見ることができるようになる。現在は専用の再生アプリを必要とするが、今後はアプリ経由ではなく、直接iPhone 4で見られるようなコンバーターも開発中だとか。
また、iPhone 4だけでなく、iPadやアンドロイド対応シートも発売する予定とのこと。3D動画を単純に楽しむのもいいけど、「オレのはiPhone 5だから3D映像見られるんだぜ~」などと友人に見せて遊ぶのもまた楽しいかも。
通常のパソコンディスプレーに装着することで裸眼3Dを楽しめる3Dシート『Pic3D』も4725円で発売中だ。
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4,725円
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