2月13日、六本木のザ・リッツ・カールトン東京で“龍が如くスタジオ”の最新タイトル『バイナリードメイン』、『クロヒョウ 2 龍が如く 阿修羅編』の発表と、テレビドラマ『クロヒョウ 2 龍が如く 阿修羅編』の記者会見が行なわれた。
PS3、Xbox360用ゲーム『バイナリードメイン』はクリエイター集団“龍が如くスタジオ”の完全新作第一弾。発売は2月16日(木)発売となる。
↑左から北村一輝さん(日本人刑事・黒澤役)、武井咲さん(日本人15歳少女・ユキ役)、セガの名越総監督、松方弘樹さん(極道・三船役)、遠藤憲一さん(米国人・フィリップ少佐役)。
↑「スタジオの雰囲気がすごくよくて、楽しみながら過ぎていったという感じです。声が5種類くらい欲しいと言われたら20種類くらいは出せるだけ出しました。(声の演技は)正直、何がよいのかまだよくわかっていないのですが、できあがりが早く見たいなという感じです」
↑「前回はモーションキャプチャーで自分を撮って、ただでさえ怖い顔なのにもっと恐ろしい顔になっていて。今回は逆にアメリカ人であまりに顔が良すぎて。(ふだんアフレコはやらないので)外国人の方に自分の声を入れるというのも不思議な感じです」
↑「ユキをたくましく演じさせていただきましたので、ぜひ見てほしいと思います。基本的に声が高いと言われるので、少し低めに話してみました。」
↑(生意気な役どころでしたが?)「はい。初めての機会でした。でも生意気も楽しいなって思いました(笑)。ふだん……生意気……できないので(笑)。なので、生意気になれることの楽しさを知りました(笑)」
↑「現場はすごく優しくて。名越監督優しいんですよ。どんどんオーケーが出て、もう終わったの? という感じでした。ゲームができるのをただただ、楽しみにしております。」
名越総監督は「日本から世界に贈るエンターテインメント作品を目指しております。いちばん伝えたかったのは“命”というテーマに沿った人間ドラマです。楽しんでいただけたらうれしい」と語った。
舞台は2080年の東京。海面上昇から主要機能を守るためにつくられた“上層”と貧困層が住む“下層”の2極化した世界。上層には機械都市が、下層には渋谷やお台場、首都高速など現在の地名そのものが登場する。
戦闘は“信頼度”パラメーターを高めながら、仲間のNPC(最大3人)とともに戦うシステム。NPCがコロされるとゲームオーバーになってしまうため、危険なときでも仲間を助けに行かなければならないという緊張感がある。また、NPCや敵ロボットに搭載された“世界最高峰のAI”が状況に応じて自立行動をとるため、より“命”を感じさせるつくりになっている。またヘッドセットを通じてNPCと会話が楽しめる新システム“Ripplie Line”も搭載されているとのこと。
第二部はPSP用ゲーム『クロヒョウ 2 龍が如く 阿修羅編』(以下『クロヒョウ 2』)の発表。人気シリーズ第2弾で発売は3月22日(木)予定。
↑左からアイドリング!!!19号の橘ゆりかさん、6号の外岡えりかさん、3号の遠藤舞さん(キャバクラ嬢役)、斎藤工さん(右京龍也役)、セガの名越総監督、高知東生さん(秋田靖人役)、RED RICE(湘南乃風)さん。
↑「生身と、できあがった絵に声で感情を込めるといった作業は、別の難しさもありました。作品自体のテーマが前回は“己との戦い”、今回は“誰かのために戦う”ので機動力の差というか、そういう意味あいが進化していたので、とてもやりがいがありました。」
↑「設定が10代……僕は47です。もう、それだけでたいへんでした。10代の自分を思い出し……思い出せませんでした。一生懸命47歳で10代を“こうだろうな”と思って頑張りました。」
↑キャバクラ嬢のいでたちで登場したアイドリング!!!の3人。遠藤舞さん曰わく「CGで自分のことをつくっていただいたんですけれども、アイドリング!!!のメンバーにも見てもらって、“似てる”と言ってもらえたのでよかったです。」
↑「私は大阪で働くキャバクラ嬢という役で、大阪弁で吹き替えをさせていただいたんですけれども、ふだん、アイドリング!!!で活動している上でこんな格好すること滅多にないので、ゲームでしか見られない私たちの姿をぜひ見ていただけたらうれしいなと思います。」
↑「キャバクラ嬢役はもちろんなんですけれども、フェイスキャプチャーも初めてだったので、とても楽しかったです。ふだんは絶対言わないような台詞ばっかりだったので、ちょっとそれは恥ずかしかったです。」
↑「私はキャバクラに実際に行ったことがないので、声の演技をさせていただくときに、本当にイメージでさせていただきました。」
最後に春公開予定の同タイトル実写テレビドラマ『クロヒョウ 2 龍が如く 阿修羅編』(MBS、TBS、CBCで放送)。こちらはゲーム同様に主人公・右京龍也を演じる斎藤工さんらが登壇した。
↑左から名越総監督、佐藤祐基さん、岡本玲さん、斎藤工さん、高知東生さん、和田聰宏さん、阿部亮平さん、HAN-KUN(湘南乃風)さん。
↑「原作にはない看護師の役です。男っぽいカッコイイ部分は男性陣が出してくださるので、女性らしく、みなさまを癒せる立場になれればいいなと思っています。」 |
↑「役作りの参考にさせていただいたのは勝新太郎さんの『座頭市』。家で練習していたんですけれども……いかんせんカガミが見えないもので、携帯で動画を撮りながら。」 |
↑「ただゲームからドラマになったわけではなく、自分自身も正直泣いたこともありました。僕らはどういったことを伝えるのか? そういったことをドラマに盛り込んでいるので……本当に総理大臣に見て欲しいですね、はい。」 |
(C)SEGA
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