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iTunes Uで発見した超おもしろ授業 Best5

2012年01月27日 18時00分更新

 iPhoneアプリの登場でより楽しみやすくなった『iTunes U』。

iTunesU

 探せば探すほど世界中のユニークな授業が現われる時間泥棒なアプリですが、なかでも「これは!」と思ったユニークな授業を独断と偏見でご紹介します。


●No1『蛙学への招待 2010』
(北海道大学:日本語、無料)

カエルのつかみ方からバッチリ習えます!
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 北大の生物学から、カエルのコースを紹介。授業風景をそのまま撮影しているようで、大学生といっしょに授業に参加しているかのような臨場感が味わえます。後半(14章の“解剖実習”あたりから)は、実際にカエルの解剖をやりますよ! 画質が粗くて、細部まで見られないのがちょっと惜しい。



●No2『英語の発音と発音記号 ---教養学部英語部会』
(東京大学:日本語、無料)

英語の発音、違いわかる?
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 (英語が母国語じゃないんだから、発音がなまってて当たり前なんだよ。アメリカ人みたいな大げさな発音は恥ずかしいって。要は通じればいいんだよ……)な~んて今まで思って、東南アジアなまりの英語で通してきましたが、これが、カリフォルニア州ではけっこう通じるんだけど、東海岸だとちっとも通じないんだわ! なんとかしたいなぁ~と思ってたところに、この講座を発見。
 約10分間とコンパクトながら、英語の発音のキモをギュギューッと詰め込んであり、ほんと役に立つ語学講座。母音の違いがよくわかり、ほほぉーっ! と目からウロコでした。細かい説明はないけれど、発音を次々に聞きながら、違いを耳に焼き付ければ、相当上達しそう。アメリカ人とイギリス人の発音の違いもわかる。



●No3『iPad and iPhone Application Development (Fall 2011)』
(米スタンフォード大学:英語、無料)

目指せ世界レベルのiPhoneアプリ長者!
iTunesU

 米スタンフォード大学の、超有名なiPhone/iPadアプリ開発講座。もう2年以上続いています。ひとつのコースは半年で終了し、iOSのバージョンアップに合わせて授業の内容も毎期アップデートされるので、「あれ、いまのOSと違って動かないよ?」というエラーが防げます。
 昨年秋から始まったこのコースは、最新のiOS 5とXcode 4対応版。授業は英語だけど、操作が全部動画で見られるので、一時停止しながらそのとおりマネすればなんとかなる。開発ツールの使い方は本より動画のほうがわかりやすい。
 内容はコンピューター学部向けでかなり高度。C言語をかじってないと挫折するかも! でもやり続ければ、半年後には、相当な実力が付きそうです。



●No4『Around the World with HSFA』
(スミソニアン博物館:英語、無料)

秘境の異文化を覗き見
iTunesU

 アメリカの国立スミソニアン博物館が所蔵する、人類学関連の貴重なフィルムを無料公開。アフガニスタンやチベットなど、秘境の民族文化を楽しめる。“Crown Jewels of Persia(ペルシアの王冠)”なんてロマンチックなタイトルの回を視聴してみたら、大量の半裸のおっさんたちが太いこん棒を振り回しながら踊る──というインパクト大な動画で、目が点に(ペルシャ相撲のレスラーだって!)。ディスカバリーチャンネル好きなら絶対ハマル!



●No5『Finestre sull’Arte Video』
(ピサ大学:イタリア語、無料)

“美術の窓”と名付けられたイタリアの名画鑑賞コース
iTunesU

 斜塔で有名な、イタリアのピサにある大学が公開する美術講座。意味がわからなくても、イタリア語の解説を聞きながらルネサンス美術を鑑賞するのは雰囲気あるわ~。ブロンツィーノ、ティツィアーノ、ジョルジョーネなどの絵画を、じっくりなめるようなカメラワークで見せてくれます。レオナルド・ダヴィンチの“最後の晩餐”のリンクはココ(関連サイト)。


 みなさんのオススメは、どんな授業ですか?

■関連サイト
『蛙学への招待(2010年度)』
『英語の発音と発音記号 ---教養学部英語部会』
『iPad and iPhone Application Development (Fall 2011)』
『Around the World with HSFA』
『Finestre sull’Arte Video』

『iTunes U』 App Store価格:無料
© 2012 Apple Inc.
・ダウンロードはコチラをクリック!
iTunes U - Apple

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