昨年末の発表時に、ファンを騒然とさせたのも記憶に新しい『Red Bull SUGAR FREE(レッドブル・シュガーフリー)』が、2012年1月17日ついに発売された。これは、関東圏のコンビニエンスストア限定での先行販売で、2012年4月3日より全国販売される。
Red Bull SUGAR FREE(以下SF版)はソルジャー必飲のドリンク、レッドブルの新モデルだ。容量は185mlの日本限定サイズで、レッドブルファンにはおなじみのショート缶。希望小売価格は200円(税込)となっている。特徴は製品名にあるシュガーフリー、ゼロカロリーであること。
実際に試したところ、炭酸はやや弱め。甘みはやわらかく感じるが、ベースとなっている味は確かにレッドブルのそれだ。カロリーゼロもさることながら甘さ控えめなぶん、初心者にもおすすめしやすいテイストに仕上がっている。
両モデルのスペック比較は以下を参照してほしい。SF版では、甘味料、増粘剤が砂糖、ぶどう糖に置き換わった格好だ。
原材料 | 通常版 | SF版 |
甘味料(スクラロース、アセスルファムK) | × | ○ |
増粘剤(キサンタンガム) | × | ○ |
砂糖 | ○ | × |
ぶどう糖 | ○ | × |
酸味料 | ○ | ○ |
L-アルギニン | ○ | ○ |
カフェイン | ○ | ○ |
イノシトール | ○ | ○ |
ナイアシン | ○ | ○ |
パントテン酸Ca | ○ | ○ |
Vitamin B6 | ○ | ○ |
Vitamin B2 | ○ | ○ |
Vitamin B12 | ○ | ○ |
香料 | ○ | ○ |
着色料(カラメル) | ○ | ○ |
缶のデザインについても触れておこう。リリース発表時に掲載したこちらの記事で紹介した以外にも、いくつかの違いが発見された。目立つところでは、SF版はQRコード部分に“Red Bull”の表記がない。
また、通常のレッドブルでは背面の表記が“(エナジードリンク)”となっているが、SF版では“(ゼロカロリードリンク)”となっている。
ほか、原産国が通常レッドブルでは“Made in Austria”となっているのに対し、SF版では“Made in Switzerland”とされているのも興味深い。
通常のレッドブルを飲みなれていると、やや物足りなく感じるソルジャーもいるかもしれない。糖分をガツンと脳に送り込みたいなら通常のレッドブル、軽くノドを潤したいならRed Bull SUGAR FREE、と使い分けるのも賢いやり方だろう。筆者は、交互に飲んで空き缶で市松模様のレッドブルタワーをつくることを考えている。
レッドブルを飲んだことのない初心者のみなさんは入門用として試してみてはいかがだろう。
非常に残念ながら筆者は本日終電で帰宅予定のため、徹夜でのレポートができない。明朝まで戦線を維持するソルジャー諸兄は、ぜひ自分自身の体で確認してほしい。
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5,800円
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290円
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