ZTEが東京・六本木のアカデミーヒルズで、アンドロイド端末『STAR7 009Z』と、端末事業戦略の発表会を開催しました。
↑『STAR7 009Z』ソフトバンクから12月22日に発売される予定。実質本体負担額は0円!
『STAR7 009Z』について、同社のモバイルターミナル事業部 第二営業部部長 安岡浩氏は、まだスマホを持っていない人に購入をためらう理由を調査した、と説明。
「スマホは気になるけれど、難しそう」、「気に入った色や防水、ワンセグといった機能がない」という意見があった、と紹介しました。
このことをふまえ009Zは、7色のカラバリと防水、ワンセグ、わかりやすい独自UIを採用。
宇宙空間の惑星をイメージした“アースターコイズ”などカラフルな7色を、メタリックな質感で表現したそう。各カラーに別々のオリジナル個装箱や、宇宙服を着た“お父さん”キャラが宇宙遊泳するオリジナルのライブ壁紙も8種類用意しています。
独自UIでは、カテゴリーごとにアプリを分類し、従来の携帯電話と似た使い勝手を目指したとのこと。カテゴリーメニューの画面は、“お父さん”キャラのアイコンで自分好みにカスタマイズできます。
↑『STAR7 009Z』の独自UI。ホーム画面の“ALL APP”をタップすると、アプリのジャンルが表示される。 |
↑アプリのジャンルを選択すると、インストールされているアプリを表示。 |
端末事業戦略は、同社の副社長兼端末最高責任者の王旗氏が説明。
まず世界におけるZTEの市場シェアと出荷の割合を、「ノキア、サムスン、LGに次ぐ第4位」と紹介しました。アップルより多いのです。
そして、アジアはもちろん北米やヨーロッパの各キャリアと協力して端末を販売していることも紹介しました。
その後は、ソフトバンクモバイル プロダクトサービス本部 本部長の丹波廣寅氏と、ZTE本社のGSM&UMTSプロダクトライン総経理の丁寧氏と王氏の3名で質疑応答を行ないました。そこでは、
・日本市場で数を売ろうとしているわけではないが、この市場には価値がある。そのため、日本市場の要求に応えられる端末の開発をすることが、ロードマップで最初の目標となる(王氏)
・009Zは世界に先駆けて日本で発売する。今度は北米やヨーロッパでも販売する見込み。世界で売れる特徴を取り入れているので、売れると確信している(丁氏)
・アンドロイドとして考えられる機能を全部入れよう、と開発した。そのため、エントリーユーザー向けにわかりやすいUIを採用しているが、決してローエンド向けというわけではない。ミドル~ハイエンドのユーザーにも受け入れられると考えている(丹波氏)
・中国のメーカー同士、たとえばファーウェイとの競争は全然オーケー。相手の端末に足りないところを強化するようにして、差別化している(王氏)
といった話題が出ました。同じ中国のメーカーについてどう思うか、などの質問にも率直に答えていました。
最後に、週アス読者が喜びそうな情報をひとつ! 009Zはソフトバンクの冬モデルで唯一、SIMロック解除に対応しています。これは貴重です。
あと、数量限定で、宇宙服を着た“お父さん”ストラップがパッケージに付属します。きゃんわゆいんですのよ。
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