『Patternsketch』(関連サイト)は、マトリックス状に並んだボタンをオン/オフしていくことで、すばやくリズムパターンを作成できる簡易ループシーケンサーだ。あらかじめあるリズムパターンを元にすれば、特に音楽の知識がなくても使えるパターンができあがるぞ。
■まずはメールアドレスを登録しよう
作成したリズムパターンを保存したりエクスポートするためにはメールアドレスを使った登録作業が必要になる。
画面右上の【Sign up】をクリックし、メールアドレスを入力して【Sing up】ボタンを押す。
登録したメールアドレスに確認メールが届くので、メール本文にある【link】をクリックする。なお、メールが届かないときは、迷惑メールフォルダーに入っていないか確かめよう。
確認画面で、パスワードを設定し【Activate Account】ボタンを押せば登録完了だ。
■まずはプリセットパターンを聞いてみよう
14種類のプリセットリズムパターン“Pattern”と、“Kit”というリズム音源の組み合わせが9種類あり、組み合わせると、14×9=126種類のリズムがあらかじめ用意されている。まずは適当に組み合わせを選んで鳴らしてみよう。
プルダウンメニューの【Kit】には、TR-808/909といったダンスミュージックの定番音源など、ジャンル別によく使うリズム音源を組み合わせたKitが9個用意されている。好みのキットを選ぼう。
【Pattern】をクリックすると、画面下部に14種類のプリセットパターンが表示されるので、好みのパターンを選ぼう。なお、画面上部には自分が作成して保存したパターンが表示される。
では、選んだキットとリズムパターンを鳴らしてみよう。画面右上の再生ボタンをクリック。
画面に表示されたパターンどおりのリズムで演奏する。
■プリセットパターンをいじってみよう
次はプリセットパターンを元に設定を変更して別のパターンを作成してみよう。できたパターンは保存してファイルに書き出したり、友達と共有できる。左上にある【Tempo】でリズムの早さを、【Master Vol】で音量を変更できる。
マトリックスの横軸がひとつの音色をあらわしている。いちばん上は“Bass Drum(バスドラム)”だ。
マトリックスをクリックしてバスドラムのパターンを変更してみた。これは各拍子の頭で“ドン、ドン、ドン、ドン”とバスドラムが鳴る、いわゆる“4つ打ち”と呼ばれるダンスミュージックの王道パターンだ。
気に入ったパターンができたら、画面右上メニューの【Save】をクリックしてファイル名を入力し、【Save】ボタンを押そう。
Saveの右側にある【Share】をクリックすると、指定したアドレスあてに作成したリズムパターンへのリンクをメールできる。
【Export Audio】では、ループの回数とファイルフォーマットを選び【download】ボタンをクリックすれば、作成したリズムパターンを音声ファイルとしてダウンロードできる。
また、【Connect with Soundcloud】をクリックすると、クラウド音楽共有サービス『SoundCloud】に作成したリズムパターンをアップロードし、友達と共有可能だ。
パターンのタイトルと、【Description】(説明)を入力して【Upload to SoundCloud】ボタンを押す。
SoundCloudにアップロードされたパターン。このファイルをFacebookのウォールに埋め込める。
ときおり再生に遅延が見られるなど、まだ完成度は高くないが、この手のアプリケーションがFlashではなく”HTML5+Javascript”で動いているのを見ると素直にすごいと思う。
Patternsketch(関連サイト)
フリーソフト
作者: MIGUEL SENQUIZ
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