●渋谷TSUTAYAは始発集結型の行列
↑前日夜11時次点では、近隣環境に配慮してか行列をつくらないよう、整理券配布で対応していた。 |
12月17日のPlayStation Vita発売店舗のなかで、渋谷TSUTAYAは都下唯一の公式ローンチイベントの実施店舗。SCEのVIPの来店が期待され、在庫も潤沢なのでは?と想像される状況だが、発売前夜の午後11時前後は、意外にも行列はゼロだった。
しかし、理由をきいてなるほど。入り口脇の非常階段付近にいたPlayStationバッジを下げたスタッフの方に尋ねると「整理券を渡していったん解散していただいている」という。確かに、渋谷駅前の人通り多い一等地、隣は百貨店という状況で早々の行列は、近隣店舗への配慮も必要になってくる。
↑このような形で最後尾を案内。これは午前6時20分ごろとかなり早い段階。7時の販売開始までの間にどんどん人が増えていった。 |
うってかわって翌朝。外気温は1度で非常に寒い。午前6時に現地に向かうと、夜中の間に戻ってきたファンたちの行列ができていた。海外の報道陣も多数おり、さすがはローンチイベント実施店といった雰囲気だ。
寒空の中、6時時点で3~40名、その後も急速に増えてきている。始発型の行列の増え方は、深夜から数百人規模の列ができていた新宿や秋葉原とは違うところだ(秋葉原・新宿については別記事にて)。
●SCE平井会長も登場! なんとロンドンからかけつけた購入者も
6時30分過ぎに報道陣が店内に入れられ、6時45分から発売開始セレモニーが開始。
最初に登壇したのは、流暢な日本語を話す、アンドリュー・ハウス社長。興奮して昨晩は眠れなかったとのことで、「世界最高のモバイルゲーミングプラットフォームをぜひ皆さんに体験してほしい」と語った。
続いては、PlayStationといえばこの人!のSCE平井一夫会長が登壇。ハウス社長とともに、昨年の新ハード開発告知(当時の呼称は“NGP”だった)から、今年6月のE3、続く9月の東京ゲームショウのプロモーションビデオを見つつ、感慨深げに発売までの心境を語った。
↑SCE平井一夫会長(左)、アンドリュー・ハウス社長。販売開始を目前に控え、報道陣にPS Vitaの持つ、モバイルゲーミングの革新性を語った。 |
販売開始は午前7時。10秒前になるとカウントダウンが始まり、午前7時ちょうど、世界で始めてPlayStation Vitaを手にした購入者第一号の男性へと、平井会長、ハウス社長から商品が手渡された。事前に聞いた話では、昨日の午後8時ごろからいたそうだ。
↑公式的に世界初の購入者となる男性。平井会長から手渡されたあと、自身でステージから報道陣をデジカメで逆撮影するユニークな1シーンも。平井会長もおもわず笑顔。 |
販売開始直後は当然、超混雑 |
↑販売開始直後の様子。先頭付近にいるのはハウス社長をカコミ取材する報道陣。手前のほとんどの人たちはお客さんで、向かって左のカウンターで商品の引き替え購入を待っているところ。 |
↑別の角度から。1Fは臨時のPS Vita販売コーナーになっており、ある一定数以降の人たちは通常のB2Fのゲームコーナーへと案内されていた。 |
イベント終了後、ハウス社長の囲み取材も実施された。5分程度の短時間だったため質問は限られたが、3G版とWiFi版の比率について、「海外では価格から手に取りやすいWiFi版が、どちらかというと人気がありそうだ。一方で(先行発売の)日本では、おそらく3G版に人気が集まるのではないか」と語っていた。
既報のとおり、PlayStation Vitaは、アーキテクチャーとしてはiPhone4Sに近い仕様になっているが、CPU/GPUともに“4コア”。高解像度有機ELによる素晴らしいグラフィックなど、モバイルコンピューティングの観点から見ても、世界最速に相応しいモバイルプラットフォームになっている。
E3 2011や東京ゲームショウの時点でも、そのグラフィック性能の高さは十分に体感することができ、グラフィックの美しさは、率直に言ってこれまで味わったことのない水準だ。
ローンチタイトル24本、どれをとっても楽しいに違いない。
海外から購入しに来た男性 |
↑笑顔で撮影に応える男性。どこの国から来たの?と訊いたところなんと「ロンドンからやってきたんだ!」とのこと。購入していたのはWiFi版。そりゃ、これだけの笑顔にもなりますね。おめでとうございます! |
8時ごろには行列解消 |
↑その後、10時の時点でも同様の状態で、かなりスムーズに購入できる。販売の案内をしていることから、まだ本体の在庫もあったようだ。 |
在庫は潤沢に用意 |
↑見たところ、当日販売ぶんの在庫が潤沢に用意されていた。地下フロア(ゲーム売り場)にはアクセサリーなどもあった。 |
32GBメモリーカードも当初は余裕で購入 |
↑ネット通販では超品薄の32GBメモリーカードも潤沢に在庫。ダウンロードでゲーム購入したり、トルネの録画転送をする場合は容量は大きなほうが良い。 |
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