マッドキャッツ『Cyborg R.A.T. 7 Gaming Mouse』は、超サイバーチックで見た目はゲーミングマウスで最強! でも、「見た目がかっこいいだけで使いにくいんじゃないのー?」、という声がどこからともなく聞こえてきたので触ってみました。
実際に手に持ってみてわかりましたが、手の当たる部分(手のひら上部、親指の付け根、小指)にはなめらかな形状のパーツが配置されており、手に当たって痛い、ということがありません。絶妙の配置です。
手のひら全体で覆って持つ“かぶせ持ち”より、“つまみ持ち”にあう形状です。
一見ムダに見えるパーツの数々。このパーツ類はそれぞれ機能をもっています。マウス後部のネジは、各種調整用の六角レンチになっています。
6グラム×5個のウェイトを内蔵しているので自分の好みの軽さにできます。
親指が当たる部分は前後にスライド可能。指の長さやよく使うボタンの位置に合わせられます。
手のひらに当たる部分や、小指側のパーツも六角レンチを使って交換できます。滑り止めがついたタイプのパーツが付属。
ボタン類は、4段階のDPI変更、3種類のプロファイル変更ボタンのほかに、“Precision Aim Mode”ボタンがあります。ちなみに、親指近くの金属のパーツもスクロールなどに割り当てられます。
このボタンがかなり便利! 押している間だけ、マウスの速度を落とすことができます。どんなときに便利かというと、ゲームで言えば、「普段は素早く敵を狙うために高速な設定にしているけど、スナイパーライフルで狙うときだけ微調整したい」というときに使えます。DPIボタンで切り替えるより手軽で、指を離すだけで元に戻るのがいいですね。
普段の作業でも、「速すぎて細かいボタンを押しづらい」なんてときにいいんじゃないでしょうか?
専用ユーティリティーでは、DPIの設定やPrecision Aim Mode時の速度低下の割り合い、ボタン類のバインドなどが設定できます。
手が小さいジサトラアキラは、全ウェイトを取り外し、Precision Aim Modeボタンが親指に重なるように調整しました。本体が横に広いので、左クリックを人差し指、ホイールを中指、右クリックを薬指で使うのもありかも。小指側の形状がへこんでいるので、持ち上げるときの引っかかりになります。欲をいえば、マウスのソール(マウスパッドと接触するパーツ)がもう少し大きいといいかな。
実はこの製品、昨年並行輸入品が一部ショップに並んでいましたが、数が少なく試す機会がないのでスルーしておりました。
日本販売代理店ができ、製品の供給も安定しそう。マウス以外にもゲーミングアイテムを扱うメーカーなので、今後が楽しみです!
Cyborg R.A.T. 7 Gaming Mouse MC-RAT7
●マッドキャッツ
●http://madcatz.co.jp/(関連サイト)
予想実売価格 1万円前後(10月28日発売予定)
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4,980円
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6,980円
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9,980円
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