パイオニア『STEEZ AUDIO STZ-D10Z』
予想実売価格5万5000円前後、11月中旬発売予定
●SPEC
スピーカー:2.1ch(10W×2、サブウーファー20W)
入力端子:ステレオミニジャック、iPod/iPhoneドック端子、USB、ミニUSB、
出力端子:ステレオミニジャック
内蔵メモリー:4GB
電池駆動:単1電池×10本(別売)
サイズ:632(W)×221(D)×245(H)mm
重量:7.4kg
ロジクール『ワイヤレス ブームボックス TS800』
予想実売価格1万5000円前後、10月28日発売予定
●SPEC
スピーカー:2ch(10W×2)
入力端子:ブルートゥース、ステレオミニジャック
バッテリー駆動時間:最大6時間(公称値)
サイズ:385(W)×60(D)×115(H)mm
重量:1.15kg
ワイヤレスブームボックスをかついでみた |
『ワイヤレス ブームボックス』は非常に軽く肩乗せしやすい。当たり前だと怒られそうだが、案外このサイズの“置いて良し、運んで良し”という手ごろなスピーカーはあまりないので、行楽にぴったりだ。音は特にノイズが目立つこともなく、音量も十分ある。
iPhoneと無線接続してみた |
iPhoneのブルートゥースをオンにして、デバイス選択画面で製品名をタッチするとそのまま使えた。難しい設定は一切ない。車に持ち込んで、仲間でわいわい交代でつないでいくと楽しそうだ。
スタンドで自立可能 |
裏側にはボタン収納式のスタンドがあるのがうれしい。使わないときは本体にしまえるので持ち運びやすい。
STZ-D10Zをかついでみた |
重量7.4キロとその重さもさることながら、本体を固定するように伸びるフレームが肩を容赦なくえぐってくる。これには編集部イチの筋肉自慢タテも苦笑い。そこでどの持ち方が最もラクに持てるのか検証してみた。
片手持ち |
片手持ち2 |
片手上げ |
両手持ち |
両手持ち2 |
両手上げ |
両手上げ背面 |
両手乗せ |
拳立て伏せ |
結果、片手では1分ともたなかった。両手で持てばなんとか5分ぐらいは維持できるが、やはりそれ以上はポージングを続けてると筋肉が悲鳴を上げる。というわけで、多少肩にくるものがあるが肩乗せが最も安定した持ち方となった。
DJ MIXモード |
独自ソフト『MIXTRAX』 |
『STZ-D10Z』は内蔵メモリー4GBのほか、iPod/iPhoneドックを搭載する。独自ソフト『MIXTRAX』(無料ダウンロード)をインストールしたPCで音楽ファイルを解析し、USB経由で『STZ-D10Z』に音楽を同期すると、曲間をDJのように自然につないでくれる“DJ MIXモード”が使える。
ちなみにiPhoneドックで音楽再生した場合は、音楽を解析していないのでDJ MIXモードは使えない。同様に『MIXTRAX』で解析しないと使えない機能では“オートバトルモード”がある。
オートバトルモード |
使用イメージ |
オートバトルモードはダンスバトルのラウンド数を登録し、ラウンドごとに曲のジャンルを指定できる。1ラウンドの時間も設定でき、終了10秒前になるとアナウンスが流れ、次のダンサーの出番を促すMCの役割を果たす。オーディオコンポ1台でダンスバトルのMCとDJまでこなせるところがすばらしい。なお、リズムマシーン機能では一定のリズムを刻むプリセットがあるので、ステップの練習も可能だ。
BPMをコントロール可能 |
使っていてイチバンおもしろかったのがBPMコントロール機能だ。曲の音程を変えずに、±50パーセントまでテンポをいじれるのがいい。「最初は遅いリズムで振付の練習がしたい」とか「盛り上げるためにちょっと速めのBPMで鳴らしたい」とかそんな人にはオススメ。
操作ボタンは本体上部 |
本体上部には、ボリュームや再生デバイスの切り替えを行なう“Funktion”ボタン、テンポコントロールのボタンなどを搭載。オートバトルモードは“BATTLE”ボタン一発でスタートするので、事前にリモコンでラウンド数などを設定しておこう。
電池や入出力端子は背面 |
背面の電池スペースや各種端子部はカバーがついており、IPX2相当の防滴性を備え、小雨ぐらいなら十分耐えられそうだ。
キミならどちらをかつぎたい? |
持ち運びやすくバッテリー駆動で、友達とわいわい無線でつなぎまくれるワイヤレススピーカー『ワイヤレスブームボックス』と、B-BOYにオススメのダンサー特化型のバズーカコンポ『STZ-D10Z』。どちらも買って損なしのベストバイアイテムなので、肩がうずいてしょうがねー!って人にはぜひオススメしたい。
●関連サイト
パイオニア STEEZ AUDIO
ロジクール
13,340円
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