CerevoがUstream配信機『Live Shell』を発表しました。すでに予約を開始しており、年内に発売予定。同社サイトでの直販価格は2万6800円です。
『Live Shell』はビデオカメラとHDMIで接続し、PCを使わずにUstream配信を可能にする機器。Ustreamがソフトウェア開発キットを提供しており、同社が認定する配信機器の国内第1弾となります。
発表会で『Live Shell』を披露するCerevo代表取締役の岩佐琢磨氏。同社はこれまでにもUstream配信が可能なデジタルカメラ『CEREVO CAM live!』などをリリースしている。 |
カメラとはHDMIで接続し、画質などの設定はウェブ上で行なう。スマホのブラウザーからでも設定可能。 |
Ustream配信といえば、PCやスマートフォンを使うことが一般的ですが、PCを使った配信では設定が複雑になり安定性も落ちる、スマホではカメラの性能があまりよくないなど、どちらも一長一短ありました。『Live Shell』は、PCとスマホの中間を埋める製品として開発されたとのこと。
週アスのUstream配信風景。PC以外の機材も導入してかなり本格的ですが、これでもPCが落ちたりすれば配信中断ということに……。 |
スマホでの配信は一台で完結してお手軽ですが、どうしても画質はそれなりに。 |
発表会後、製品展示やデモが行なわれたので細かい部分を紹介します。
サイズは68(W)×120(D)×26ミリ、重量は108グラムと、小型で超軽量。付属のACアダプターのほか、単三電池でも駆動し、エネループ使用時には3時間以上の駆動が可能。 |
無線LANで使用する場合はUSBポートにドングルを接続する。 |
もちろん有線のLANポートも用意している。 |
ブラウザー上でボリュームや回線種別を設定する。タブを切り替えて最大ビットレートやフレームレートなどの詳細な設定も可能。 |
テロップ挿入もブラウザー上で操作。フォントサイズや色、挿入位置も指定できる。 |
「で、肝心の画質はどうなの?」と気になる人も多いかと思いますが、実際にLive Shellを使ったUstream配信を行なっているので、そちらを見れば解決です!(ページ下にある“関連サイト”にリンクあり)
『Live Shell』とビデオカメラ、スマートフォンの3つで、それなりに凝った配信ができてしまうのは魅力です。もちろんPCを使ったほうが設定の幅は広くなりますが、よほどの上級者でないかぎり、Live Shellの設定で満足できると思いますよ。
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