過ごしやすくなってきて絶好のレジャー日和な昨今、皆さんはいかがお過ごしでしょうか? この季節、オレの週末はもっぱらラジコン!! なかでも子どものころに憧れた“エンジンカー”&“F1ラジコン”のふたつの夢を実現できる、京商の『KF01』というF1エンジンカーを使ってのワンメイクレースF-GPXにハマり中。
ハマったいちばんの理由は、F-GPXの本気で“F1ごっこ”をやろうという、そのレースコンセプト。ただラジコンでレースをやるのではなく、仲間どうしでチームを組んで、あるものはメカニック、あるものはマネージャーとしてホンモノのF1チームよろしくレースに臨もう、と。そんなコンセプトを裏で支えているのが中嶋悟氏率いる中嶋レーシング。
そして、レースにも中嶋レーシングに所属するスーパーGTの現役レーシングドライバー道上龍氏が参戦中!!
昨シーズン日本1に輝いた、チームTOM’Sは、チームカラーのポロシャツで参戦する本気っぷりだったり。
そんなF-GPXにオレはチーム週刊アスキーとして、シリーズ戦にエントリー中。もちろん、スポンサーは週刊アスキーにアスキー・メディアワークスという設定。さらにオレのマネージャー力により、SANWAさんからも『MT-4』という最新プロポを借りることに成功!!
そして、今シーズンを一緒に戦う新たな仲間として『チームトリノwith週刊アスキープラス』とアライアンス契約。
と、まぁこんな感じで。公私混同しつつ(笑)レース以外でも楽しめるのがF-GPXの最大の魅力なワケです。
このF-GPX、現在は全国各地で地区予選が開催中。そして、地区予選の上位3チームに与えられる全国大会ファイナルレース出場権をめぐり、今シーズンも進行しています。ちなみにオレが参加している地区予選は厚木の京商サーキットで開催されている『R246GP in 神奈川』のシリーズ戦。
すでに、8月末と9月末に第1戦と第2戦が開催され、もちろんオレも参加してきました。
が、8月末の第1戦はお盆進行やなんやかんやの大人の事情で、マシンテストも練習もナシ。あげく、昨年のファイナルレースで使用したマシンをそのまま引っ張り出して使用するというていたらく。
もちろん、そんなヘボチームに勝利の女神が微笑むはずもなく、決勝レースCメインでまさかのエンジンブロー!!
カッとなったオレはレース後に、自腹でR246製のチューンドエンジンを買うたりましたよ(キリッ
さっそく搭載して、シェイクダウンだぜ!! と思った矢先。隣にピットを構えていたRC PLANNING R246チームの佐藤さんから、「良かったらナラシしましょうか?」のお言葉が!
ちょ、エンジンを開発した方々自らがエンジンナラシとか! もう神展開すぐる。これは脳内で“ブローした拓海のハチロクのエンジンを載せかえるシーン”が再生されるほどの厨二展開!!
自作のナラシ機にエンジンをマウントする山本さんの姿が、オレには伝説のチューナーPOP吉村に見えました。POP吉村見たことないけど。(笑)
・・・・・・とか思っていたのがひと月前。
哀しいかな、そんな感動も月日が経てば忘れてしまうのが人間です。
というワケで脳内で自分自身に様々な言い訳をしつつ、9月末に開催された第2戦もぶっつけ本番。ナラシしてもらった新型エンジンに積み替えたダケ! みたいな。
しかし、1戦と2戦の間に発売された新パーツこと“ジャイロ”と“2スピード”は入手!! ジャイロはマシンに装着するだけで、スピンしそうになるとカウンターをあててくれるハイテクパーツ。2スピードのほうは2速仕様となる変速ギア。もちろんチーム週刊アスキーとしては(オレの自腹で)購入です。もちろん購入したダケですが。
レース開始前の時間に取り付けを手間どっていると、またまたR246の佐藤さんから「ちょっと見ましょうか?」との神発言!! キター。まぁ、敏腕チームマネージャーのオレがチラッチラッ視線を送っていたんですが。
というワケでジャイロの装着完了だぜぇ!!(笑)
ジャイロを装着してもらい、いざ練習走行へ。
・・・・・・サーボセイバーが外れてほとんど走れず。
予選タイムアタック1回目。
・・・・・・開始そうそうオーバーヒートでエンジンストップ。
予選タイムアタック2回目。
・・・・・・サーボ用バッテリーが切れてノーコン。
うは、マシンのメンテしてねーのがバレバレwww
なんとか予選3回目にして、まともに走れました。
ちなみに予選はこんな感じで3分間のベストタイムで決勝グリッドが決定。
結局オレはこの3回目で出した17秒851で21番手。決勝はCメイン。しかし、決勝レースは上位2名までが勝ち上がりで次のBメインに進める方式なので、ここはなんとしても2位以内に入りたいところ。3番グリッドスタートの赤いマシンがオレ。
・・・・・・というワケで続いて、決勝Aメインの達人達の走りをご堪能ください。(笑)
ちなみに、1番グリッドはジャイロを取り付けてくれた佐藤さん。タイムはあわや15秒台の16秒085!! 決勝レースも中盤から佐藤さんのぶっちぎり展開で終了かと思えたファイナルラップ。ゴールライン10メートル手前でドラマが!!
思わずF1グランプリ2008年最終戦、ブラジルGPファイナルラップでのハミルトンの大逆転が脳裏に浮かびましたよ。
いやー、やっぱF-GPX熱い!!
次の第3戦は練習して臨むでぇ。
最後は5位に入賞し4ポイントを獲得した、週刊アスキーのサテライトチームことチームトリノwith週刊アスキープラスの國井選手のドヤ顔でお別れです。(笑)
● 京商 F-GPX 2010 GRAND FINAL REPORT
● 京商 F-GPX 公式ページ
● 京商 Ust動画配信ページ
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