いち早く高音質を体験! ソニーの新ヘッドホン発表会に行ってきた
2011年09月21日 20時17分更新
すでに記事で製品の詳細はお伝えずみ(関連サイト)ですが、ソニーが初のバランスド・アーマチュア(BA)・ドライバーユニット搭載ヘッドホンの発表にあわせて、発表会を開催しました。
発表会の冒頭、登壇した同社パーソナル イメージング&サウンド事業本部パーソナルエンタテインメント事業部長の中川克也氏は、発表された製品群について、「独自開発したバランスド・アーマチュア・ドライバーユニットは、同社で採用する同性能のダイナミック・ドライバーユニットと比較すると大きさが1/4と非常に小型化したことが特徴で、高感度・高音質・高遮音性を兼ね備えています」と述べ、新開発のユニットを採用したメリットをアピール。
![]() |
---|
↑ソニーの中川克也氏。リスニングモデルをはじめ、今回発表したモデルについての特徴を詳細に解説しました。 |
続いて登壇した、ソニーマーケティングのメディア・バッテリー&パーソナルエンタテインメントマーケティング統括部長の磯村英男氏は、ヘッドホン利用者のニーズは「音質、遮音性、装着感の3大要素に集約できる」として「バランスド・アーマチュア・ドライバーユニットは音質、遮音性の高さ、小型軽量による快適な装着感が日本のユーザーの好みにマッチしている」と自信を伺わせていました。
![]() |
---|
↑ソニーマーケティングの磯村英男氏。「高音質かつ個性的なモデル群によって、ヘッドホンにおける新しいユーザー体験をお客様に提供したい。音を大切にしてきたソニーだからこそ提供できる体験があります」と本製品へのこだわりを語っていました。 |
さて! 待望のタッチ・アンド・トライ開始です! リスニングモデルを中心に聴き比べてみました。ユニットの搭載数が増えるごとに明らかに音声の厚みが増し、ユニット数による音質の変化を体感できましたよ。最上位モデルで聴いたところ……思わず購入を決意しかけちゃいました! 即売会じゃなくて本当に良かったですよ(笑)。
リスニングタイプが8機種 |
![]() |
---|
↑iPhone、iPod用のラインも含めて計8モデル。 |
NCヘッドホンも! |
![]() |
↑ノイズキャンセリング、ワイヤレス、スポーツ向けが1機種ずつ。 |
ドライバーユニットが1/4に小型化 |
![]() |
---|
↑従来モデルで採用していたダイナミックドライバーユニット(写真左の3つ)と、今回新開発したBAドライバーユニット(写真右端)を並べて展示。大きさの違いが一目瞭然! |
シングルユニットの『XBA-1SL』 |
![]() |
---|
最上位の『XBA-4SL』 |
![]() |
ユニットが1基の『XBA-1SL』((予想実売価格7000円前後)は、ポップな印象の音質で、やはり中音域から高音域にかけてが目立つ印象。一方、最上位のクアッドドライバー搭載『XBA-4SL』(予想実売価格3万円前後)は低音域がしっかりと再生され、さらに中音域、高音域もサウンドに厚みが増していました。こだわり派なら、最上位機種を狙いたいですね。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります