編集部の相川いずみに某スマホを売りつけた瞬間、秋葉原に向かおうとしたジャイアン鈴木です。我ながら救いようのない浪費者です。
それはさておき、若干ながら軍資金が手に入った日の2日後である9月17日は、『Sony Tablet Sシリーズ』の発売日。しかも17日は妻が仕事で、私は休み。購入にあたりなんの障害もありません。とても偶然とは思えませんね。
とは言え『PlayStation Vita』が10月15日に予約が始まり、12月17日に発売されようとしている昨今、できれば大きな出費は控えたいところ。
というわけで、Sシリーズを買うべきか買わざるべきか、私の内なる天使と悪魔に相談してみました。
買うべきか買わざるべきか? |
まず外観から見てみましょう。編集部でも評価が分かれていたのが、Sシリーズの丸みを帯びたボディーです。「厚すぎない?」というのがネガティブ派の意見ですが、しばらく使うと実にしっくりくる形状だというのがわかります。
iPad2だと薄すぎる |
Sシリーズだとちょうどいい |
iPad2だと薄すぎて小指を下にかけないと疲れてきちゃうのですが、Sシリーズだと側面だけでしっかりとホールドできます。無理に薄さを追求しがちな昨今ですが、あえて持ちやすい厚みを確保したことは勇気ある判断と言えるでしょう。
私は現iPad2ユーザーなので比較してしまいがちなんですが、有効画素数511万画素、“Exmor for mobile”CMOSセンサー採用カメラや、通常のSDカードスロットを装備しているところも、物欲ゲージがアップする魅力ポイントです。
iPad2の撮影画像 |
Sシリーズの撮影画像 |
iPad2とSシリーズのカメラ画質を比較すると、その差は歴然ですね。タブレットに高解像度カメラは必要ないという意見もありますが、あえて低解像度カメラを搭載する必要はなかったと、現iPad2ユーザーである私は心底思います。
また、SDカードスロットはホント便利です。
書き込み読み込み自由自在! |
ジョブズ的にはあまりエレガントではないのでしょうが、私的にはあまり気になりません。むしろデジカメ専用機で撮影した画像をアダプターなしにすぐ取り込めたり、逆にSシリーズで撮影した画像を友人のデジカメ内メモリーカードにコピーできるのは、エレガントさとトレードオフするに十分な利便性です。スロットと端子のカバーは、少々安っぽくてイヤーンですけど……。
以上のようにハードウェアとしての出来がなかなかなだけに、各種コンテンツ配信サービスのスタートが現時点で確定していないのが残念です。
映像コンテンツ『Video Unlimited』
→2011年10月以降に視聴・管理ソフト『Media Go』がSony Tabletをサポート予定
ゲームコンテンツ『PlayStation Store』
→2011年内サービス開始予定
電子書籍『Reader Store』
→2011年10月以降サービス開始予定
“以降”とか“内”というSony Tablet公式サイトでの但し書きに若干不安を覚えますが、実は現時点でも他社のコンテンツ配信サービスで映像・ゲーム・電子書籍は十分楽しめるんですよね。
すでに多彩なコンテンツが提供! |
映像コンテンツはいまさら押すまでもない“ニコニコ動画”、電子書籍は“eBookJapan”あたりがオススメですし、ゲームも『Riptide GP』を筆頭にゲーム専用機レベルのタイトルが揃ってきています。
ソニーのコンテンツ配信サービス『Video Unlimited』、『PlayStation Store』、『Reader Store』がまとめて楽しめる最初のタブレット端末は、Sony Tabletであることは間違いありませんので、初物好きの私・ジャイアン鈴木としては体験しないわけにはいきません。
9月17日に、ビックカメラ有楽町店、ヤマダ電機LABI1日本総本店池袋、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaのいずれかでSシリーズを購入して、First Owner's Partyに参加し、山本梓さんを生で拝む所存です!
Sony Tablet Sシリーズ(SGPT111JP/S)
メーカー:ソニー
発売日:9月17日
予想実売価格:4万5000円前後
製品公式サイト
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