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電池駆動の極小WiFiカメラ、プラネックス『CS-W07G-CY』で遊んでみた

2011年09月07日 22時28分更新

WiFicam

  プラネックスコミュニケーションズの『CS-W07G-CY』は、無線LAN接続専用のウェブカメラです。
 カメラ部分を取り外してCR2乾電池をセットすると、完全にワイヤレスで動作できるようになります。台座付きで利用する場合はUSB給電となるのでケーブルが必須です。

    USB給電状態        台座から外して電池を入れる

WiFicam
WiFicam

 
       オン・オフ・設定モードの
       スライドスイッチのみ

WiFicam
white dummy

 
 電池駆動時は直径30ミリ×長さ35ミリと小さくなるので、ペットなどの動き回る被写体やカメラ位置を細かく変えて撮影したいときにはとても便利に使えます。
 対応機器はパソコンやアンドロイド機、iOS機と幅広いのも特徴で、有線/無線LAN接続のほか直接接続(アドホック)して利用できます。また、DDNSなど多少の設定が必要となりますが、3Gなどの外部ネットワーク経由でも接続できるので、見守り系カメラとしても使えます。


というわけで、アンドロイド機『GALAXY S II』で使ってみました。
 バッテリー駆動時の形状は砲弾状ですが、底面は平らになっているので、机の上などであれば安定して設置できます。自転車やクルマに取り付けるためのアタッチメントはないので、ドライブレコーダー代わりにするにはちょっと工夫が必要になるでしょう。
 

   メニュー    設定画面    手持ちだとこんな感じ

WiFicam
WiFicam

 
 カメラの電源を入れ、専用アプリ『CS-W07G-CY Recorder』の“設定”からカメラのアクセスポイントを選択。再度トップメニューから“メイン”をタップすると、すぐにカメラの映像と音声が転送されてきました。写真では被写体が近すぎ、ボケボケになってしまいました。20センチ以上離れればオーケー。

      撮影画面            再生画面

WiFicam
WiFicam

  撮影時の画面は、ちょっと不安になるほどシンプル、だけどわかりやすい感じ。下段のボタンは左から“録画”、“停止”、“再生”、“静止画撮影”。これだけです。
 録画しない状態でも、映像と音声は送られ続けていて、適当なタイミングで赤丸ボタンをタップすれば録画スタート。カメラの解像度は640×480ドットで画質はそれなりですが、転送速度の絡みもあるのでこの辺が限界かもしれません。
 映像はAVI形式、静止画はJPEG形式で“/sdcard/cs-w07g-cy/”フォルダに保存され、映像はトップメニューの“プレイ”から再生できます。
 

 ジェットコースターに乗る人の頭部や、ひたすらゲームする人のメガネあたりに取り付けて録画すると楽しそうなので、今度は千駄木先生にこっそり取り付けてみたいと思います。

 

 プラネックスコミュニケーションズ
 『CS-W07G-CY』

画素数  30万画素
解像度  160×120、320×240、640×480ドット
形式   動画:Motion-JPEG、静止画:JPEG
Wi-Fi   IEEE802.11b/g
サイズ  カメラ部 約30(W)×35(D)×30(H)mm
      台座部  約約56(W)×56(D)×63(H)mm
対応OS Windows7、Vista、XP Mac OSX 10.4以降
      iOS 4以降、Android 2.2以降

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