作者名:JustSystems Corporation
価格:1,500円
カテゴリ名:ツール
バージョン:1.0.2
作者サイトURL:http://www.justsystems.com/jp/products/atok_android/m/
「ATOK」は、パソコンではデファクトスタンダードとなっているATOKのAndroid版です。
パソコンでの日本語入力は、時に笑える誤変換もしますが、忙しい時にはイラッとすることも。そんな誤変換を解消してくれるのが、日本語かな漢字変換ソフトウェアとして人気のATOK。このATOKがAndroid向けに最適化されて登場しました! その名も「ATOK」。従来のパソコン向けATOKで培われた高い変換精度が、Androidでも体感できるアプリです。
インストール後の起動画面には、このようにメニューが並びます。
まずは、「ATOKを使える状態にするには」ボタンをタップし、こちらの画面からATOKを使えるように設定します。
先ほどの画面で「[言語とキーボード]を開く」ボタンをタップするか、ホーム画面で「設定」から「言語とキーボード」をタップしていき、「ATOK」にチェックを入れます。なお、「注意」が表示されたら「OK」ボタンをタップします。
次に先ほどの設定画面下にある文字入力欄を長押しして表示されるこちらの画面で「入力方法」をタップし…、
「ATOK」を選択します。なお、初回起動時のみ、使用許諾契約書が表示されるので「同意する」ボタンをタップします。
これで、ATOKのソフトウェアキーボードが表示されれば設定完了です。
また、「ATOKの設定を変更する」ボタンからは、入力方式など「ATOK」自体の設定もできます。
入力方式は、「ケータイ入力」や「フリック入力」、独自の「ジェスチャー入力」(後述)の3つから選べます。
次に「入力補助」をタップして、利用する入力方式に合わせて「テンキーの設定」や「QWERTYキーボードの設定」などを好みの設定にします。
「ケータイ入力」の場合には、トグル入力の設定(自動カーソル移動の有無と速度)を行ったり…、
「ジェスチャー入力」を選択した場合には、先ほどのトグル入力の設定(ケータイ入力以外でもトグル入力するにチェック)に加えて、ジェスチャーガイドの表示・非表示と速度を設定し…、
「フリック入力」の場合にも、先ほどのトグル入力の設定(ケータイ入力以外でもトグル入力するにチェック)に加えて、フリックガイド表示・非表示やフリック感度の調整を行います。
このほか、「変換・候補」の設定や…、
「ユーザー辞書・定型文」の設定をはじめ…、
画面デザインのテーマやキーサイズなどの設定ができる「画面・表示」や…、
「その他」からは、絵文字を利用する場合の「携帯電話事業者の選択」など自分好みに細かく設定ができます。
肝心のキーボードはシンプルなデザインになっており、ローマ字入力やアルファベット入力の切り替えもワンタップ!
左下にあるキーをタップすると、QWERTYキーボードに変更できます。
入力方式も、従来の「ケータイ入力」のほか、「Simeji」などでもお馴染みの「フリック入力」をはじめ…、
フリック入力に似たATOKオリジナルの入力方式「ジェスチャー入力」では、キーをタップした後、指を上部にスワイプさせて各行の文字や小文字の入力ができる「フラワータッチ」で入力ができます。
しかも文字変換は、キーボードの上に候補変換が表示され、表示しきれなかった候補は、候補が表示されているエリアを左右にスライドさせて表示させることが可能。
さらに女子はもちろん、顔文字や特殊文字を多用する人も心配無用。画面左下のキーを長押しすると…、
「笑」「汗」などカテゴリ別に分けられた顔文字の入力や…、
矢印や括弧などの特殊記号の入力…、
定型文の入力もカテゴライズされていて種類も豊富です。
文字コードやキャリアごとの絵文字の入力も行えます。
もちろんマッシュルームアプリにも対応!
なお、詳しい設定方法については、アプリトップの「オンラインマニュアルを開く」から確認できます。
また、インストール後には「ユーザー登録のご案内」からユーザー登録を行っておきましょう。
高度な文字変換は、すでにパソコン版で実証済みなので言わずもがなですが、独自開発されたものを含む豊富な入力方式に加え、UIも使いやすさが追及されていて、さらにキーボードのデザインや各サイズなどもカスタマイズできる、痒いところにまでバッチリ手が届いた日本語入力アプリ! 私はまだ使い慣れていませんが、フラワータッチに慣れるとかなり速い入力が期待できそうです。1,500円とお値段は少々張りますが、ご紹介した機能に加え、紹介しきれなかった細かいカスタマイズも可能なので、その価値は十分ある超オススメのアプリです。
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