今回で2回目となる『eスポーツ学生選手権』は、専修大学のサークル『e-sportsプロモーション事業部』が立ち上げた、eスポーツ学生連盟『eSPA』によって企画、運営されているイベント。
“eスポーツ”とは、PCゲームなどを競技として行なう取り組みで、海外ではプロ化する選手もいるほどメジャーな存在。
日本でも、PCパーツメーカーなどから協賛を受け、小規模ながらユーザーコミュニティーが中心になって、大会が行なわれています。
参加したチームは慶応大学や上智大学、専門学校のHALなど、様々なメンバーで構成されています。
野球やサッカーなどと同じように、学生リーグのようなイメージですね。
競技種目はパズルゲームの『ぷよぷよ』や人気オンラインFPS『Alliance of Valiant Arms(A.V.A)』。実況と解説者もいて、わかりやすくゲームを盛り上げていました。
もちろん、女性プレイヤーも参加していました。はっきりいって私よりもうまい・・・・・・所属チームも見事3位入賞していました。
競技に使う機材は、大学から持ちこんだものとのこと。参加者は、普段使い慣れたマウス、マウスパッド、キーボード、ヘッドセットを持ちこんで、その都度セッティングして戦いにのぞみます。
会場には、ゲーム用マウスパッドメーカーの『ARTISAN』が出展。上位入賞者への景品も提供して大会をサポート。
さて、4人チームで戦うA.V.Aですが、PCゲームだってチームワークが重要なんです。通常オンラインゲームは、音声チャットやテキストチャットで顔が見えない相手と楽しむもの。こういったオフラインの大会では、すぐとなりにいつも練習しているメンバーがいるのは、心強いことでしょう。
お互いに声を掛け合っている様子は、ほかのスポーツとまったく同じ。ゲームのルール上、一度倒されたキャラクターは復活できないのですが、画面を見て残ったメンバーに指示を出していました。
ナイスプレーをしたとき、逆転勝利したとき、お互いにハイタッチでたたえ合う姿が印象的でした。
大会に参加できなかった友達が、チャットメッセージで応援に駆けつける場面も。オンラインゲームの魅力ですね。
学生ならではの情熱が伝わってきました。日本では、eスポーツ自体の認知度も活動数もまだまだこれから、といったところですが、学生のみなさんの輪を通じて盛り上がってくれることに期待しています!
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