ドミノ・ピザが月面宇宙店計画を発表！

2011年08月30日 09時00分更新

　ピザを愛してやまないギークのみなさん、おはようございます。PCユーザーフレンドリーなドミノ・ピザ・ジャパンが、なんと、地球を離れた月面店の出店を発表しました。これは夢が広がります!!

　公式サイトでは、スコット・オルカー社長のスピーチ動画を公開。出店予定地も決定しており、施工のコスト算出まで行なっているという本格（？）っぷり。

　特設ページを開くと、ドミノ・ピザのロゴ入り宇宙服に身を包んだ社長が月面店計画を発表。背負ってるのは運搬用のピザケースでしょうか。人類にとっての大きな一歩、とおっしゃってますが、社長、一歩どころか！

　お店はコンクリート製で、地下室1階、地上2階建て。隕石に耐性があるドーム状（直径26メートル）。ピザは来店してできたてを食べられるほか、配達注文も受け付けるため、外には“ジャイロ1号”とか“ジャイロ2号”とか呼ばれる月面用バイク置き場も用意されるようです。ライダーはパイロットと呼ばれるんでしょうか。そしてきっとクリスマスにはサンタ仕様に……。

　建物内部には植物を育てるための巨大なプランターも用意されており、99パーセント宇宙で育てた植物を使って焼いた宇宙ピザが食べられるのです。

　　前田建設工業、綱川隆司氏のプレゼンテーション動画では、いかに宇宙でコンクリートを製造するかといった大真面目な質疑応答があり、非常にオモシロイので必見です。ちなみに資材運搬コストは1トンあたり80億円。地球である程度組み立てたものを宇宙に運搬し、月面で組み立てるとのこと。15回地球から部品を運搬するとした場合、工期は約1年を予定。土地代をのぞいた工事費は1兆6700億円になる模様。