以前メルマガの時事ネタでも紹介した『Qi』。このQiは、いままで同じメーカーの商品でも製品ごとにワイヤレス充電の規格が異なっていたのに対し、他メーカーの製品どうしでも充電ができるよう統一されたワイヤレス充電の規格である。
んで、今回はこのQiに対応したiPhone4の充電専用ジャケットと充電パッドを紹介したい。
置くだけで充電ができるというのは最高だ。私はいままでiPhoneを充電する際、ドックなどを使わず普通にUSBケーブルで充電をしていたのでめんどうだった。というのも、バッテリージャケットを装着していたため、ミニUSBケーブルで充電する以外の方法がなく、当然のことながらドックにすら対応していない状態であった。
しかし、このデジタルガジェットを使えば、端末を充電パッドのうえに置くだけで充電できるので楽チン。iPhoneを多用し、毎日充電をしないと電池残量がきびしかった私としては、毎日のちょっとした充電作業の手間がなくなるので非常に助かるのだ。
ただ、正直を言えば、iPhoneに専用ジャケットを付けなきゃいけないところがイマイチ。それにこのジャケットは補助バッテリーが付いているわけでもないので、40グラムではあるがiPhoneが重くなるだけである。なので、できればバッテリージャケットもQiに対応したものが欲しいところ。
もっと言えばQiは統一規格なので、そのうちiPhone自体がQiに対応してくれることに期待したい。そのほかにもスマートフォンやモバイルノートがQiに対応してほしい。そうなってくれば、車内やコンビニ、ファーストフード店や電車など、ありとあらゆる所にQiの充電パッドが普及することになるだろう。すると、どこにいても充電ができるようになるので、必ずしも高性能バッテリーが必要という状況はなくなる。ということで、私が娑婆に出てくるころには、街中にQiの充電パッドがたくさんあふれていることに期待したい!
■今週のガジェット■
『WP-PD10S.BK』『WP-SL10A.BK』
販売:日立マクセル
対応機種:iPhone4
価格:WP-PD10S.BK 5000円、WP-SL10A.BK 3000円
↑『Qi(チー)』規格に対応したiPhone4用のワイヤレス充電器。専用のスリーブ『WP-SL10A.BK』を装着し、パッドに置くだけで充電ができる。
■今週の近況■
処遇が決まり、気分も解消されつつある昨今。長野は幸い涼しい毎日で過ごしやすい。テレビも1日3時間ではあるが、毎日観られるようになった。が、18時10分から放送されているNHKの『イブニング信州』というニュースは、噂どおり長野県民でもない私にはつまらない……。
※この連載は週刊アスキー9月6日号(8月23日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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