ソニーは、デジタル一眼レフの新モデル『α77』と『α65』の2機種を発表した。『α77』は中級モデルで、『α65』は、従来のエントリーモデル『α55』と、今回発表した『α77』の間にくるエントリーモデル。
『α77』
●10月中旬発売予定
●予想実売価格
・ズームレンズキット 21万円前後
・ボディーのみ 15万円前後
19点AF(11点クロス)に秒12コマの連写、マグネシウム合金による防塵防滴ボディーで、シャッター耐久15万回と中級機にふさわしいスペック。GPSを内蔵し、60pのフルHD動画も撮影できる。ボディーはやや重めだが、高級感あるデザイン。グリップの形状も指がかり部分が工夫され、持ちやすく滑りにくい形状だ。 ファインダーに、XGA有機ELを採用。高精細で階調も滑らか。像のボケも確認できる。背面液晶は3軸のチルト式を採用。
↑チルトは上に150度、手前に180度。 |
↑回転は引き出した状態で、右に180度、左に90度まで動く。 |
↑さすが3軸! これはこれまでの可動式液晶にはできない動き。 |
同時に発表した『α65』も、有効2430万画素の“Exmor”APS HD CMOSセンサーに新開発の画像処理エンジン“BIONZ”を搭載。同じくXGA有機ELファインダーを備える。『α77』とのおもな違いは、秒10コマ連写、コンパクトボディー、液晶部が通常のバリアングル、ダイヤル部や十字キーの操作系が異なる。
『α65』
●10月中旬発売予定
●予想実売価格
・ズームレンズキット 10万円前後
・ダブルズームレンズキット 12万円
・ボディーのみ 9万5000円前後
543グラムと軽量ボディーながら、『α77』の撮影機能を継承しており、『α65』はかなりオススメ。
撮像素子 | APC-S(23.5×15.6mm)CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2430万画素 |
ファインダー | 0.5インチ XGA OLED 電子式(約235万9000ドット) |
連写速度 | 12コマ/秒 |
ISO感度 | 100~16000(拡張でISO50) |
液晶 | 3インチTFT 3軸チルト式(約92万ドット) |
測距点 | 19点AF(11点クロス) |
記録メディア | メモリースティック PRO-HG/PRO デュオ、SDXC/SDHCカード |
サイズ/重量 | 142.6(W)×80.9(D)×104(H)mm/約653g(本体のみ) |
撮像素子 | APC-S(23.5×15.6mm)CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2430万画素 |
ファインダー | 0.5インチ XGA OLED 電子式(約235万9000ドット) |
連写速度 | 10コマ/秒 |
ISO感度 | 100~16000 |
液晶 | 3インチTFTバリアングル(約92万ドット) |
測距点 | 15点AF(3点クロス) |
記録メディア | メモリースティック PRO-HG/PRO デュオ、SDXC/SDHCカード |
サイズ/重量 | 132.1(W)×80.7(D)×97.5(H)mm/約543g(本体のみ) |
また、NEXで使われるEマウントレンズが使えるレンズ交換式ハンディカム『NEX-VG20』も発表した。『NEX-VG10』の後継機で、予想実売価格は22万円前後(11月11日発売)。
1610万画素のAPS-C CMOS(VG10は1420万画素)を搭載したほか、フルHD動画で60pに対応した。
↑液晶はタッチパネル操作が可能になった。 |
↑新発売のアダプターを使えば、αのレンズ群も利用可能に! |
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります