ソニーがBDレコーダーの新モデル5機種を発表。すでに発売中のエントリー機『BDZ-AT750W』『BDZ-AT350S』の上位機の位置づけとなるモデルです。
このうち4機種は同社初のトリプルチューナー対応モデルで、3番組の同時録画が可能になりました。さらにダブルチューナーとスカパー!HDチューナーを内蔵した3チューナータイプも登場、スカパー!HDを含めた3番組同時録画に対応します。
長時間録画は最大11倍対応と前モデルからの変更はありませんが、3チューナー同時録画時でもマルチタスク機能はそのまま。たとえば3番組を長時間モードで同時録画しながらBDソフトを視聴したり、BDへの高速ダビングが可能です。さらにチャプターの自動作成やお出かけ転送用動画の同時作成、追いかけ再生、早見再生なども行なえます。DLNA機能も利用できます。
また、4モデルが外付けUSB HDDの増設に初対応。同時に接続できるのは1台のみですが、最大10台まで登録が可能となります。
なお、外付けHDDにはおまかせ録画やスカパー!HDの録画は非対応。BDへのダビングもできないなど、内蔵HDDへの録画と比べると制約はありますが、HDDの残量を気にせずに録画できるようになったのはうれしいですね。
『BDZ-SKP75』 |
ダブルチューナーとスカパー!HDチューナー搭載モデル。内蔵HDDは500GBで、外付けHDDに対応。予想実売価格は11万円、10月下旬発売予定。 |
『BDZ-AT770T』 |
3チューナー搭載モデル。内蔵HDDは500GBで、外付けHDDには非対応。予想実売価格は10万円、10月上旬発売予定。 |
USBの外付けHDDも内蔵HDDと同様に録画済み番組の整理などが行なえます。 |
外付けHDDへの録画は、予約録画時に録画先としてUSBを選択する。 |
内蔵HDDと外付けHDD間で番組コピーやムーブもオーケー。 |
番組表からスカパー!HDを録画 |
『BDZ-SKP75』は本体にスカパー!HDチューナーを内蔵したことで、フルHD解像度の番組表での一発予約にも対応。 |
長時間録画もできる |
スカパー!HDの長時間録画に対応。おまかせ・まる録も利用できる。 |
また、スマホやPCを使って外出先から録画予約が可能なウェブアプリ『Chan-Toru』にももちろん対応。バージョンが3.0になり使いやすくなったChan-Toruですが、PCやタブレット機など大画面向けに2画面表示ができるようになりました。
ラテ欄形式に |
Chan-Toru3.0では番組表表示がラテ欄形式となり見やすくなった。 |
iPadでも見やすい |
メニューと番組表を同時に表示でき、一覧性が高まった。PCブラウザーのほかiPadは対応するが、Androidタブレットは今後対応予定。 |
各社から最新レコーダーの発表が相次いでいますが、3チューナー搭載や外付けHDD録画対応、スカパー!HDチューナー搭載、スマホ連携、無線LANなどなど、トピックが多くてどの機能も気になるところ。 年末に向けてレコーダーの買い替えや買い増しを考えている人は、どれを選ぶのがいいか悩ましいですね。
最新製品が届き次第、編集部でレビューや検証を行なっていきますのでお楽しみに!
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