ギネス更新を狙う『プラレール』の全景 |
『プラレール』と言えば、タカラトミーが展開する鉄道おもちゃの代表格。実はこのプラレールのレール長にギネスブック記録があるのはご存じだろうか? 実は筆者も初めて知ったのだが、これまでのギネスブック記録はオーストラリアで樹立された2014メートル。この記録をトーマスのプラレールで更新しようというイベントが7月28日、山梨県の富士急ハイランドで行なわれた。
チャレンジしたのは、全国のプラレール好きの親子で結成した“きかんしゃトーマスのなかまチームジャパン2011”の親子40組だ。
3階建て構造で敷きつめられた線路 |
遠くからではよくわからないかも知れないが、あらかじめ体育館のようなホールには3階建て構造になっている線路がぎっしりと敷きつめられている。この部分は事前に用意されており、さらに周囲に円形のレールを親子でつなげいでいけばギネス更新となる。
ギネス更新を40組の親子がチャレンジ |
ちなみに、円形のレールを接合したのではひと筆書きの長さとしてカウントできないのでは?と思うかも知れないが、本線からの分岐ポイント『自動ターンアウトレール』で必ず小さな円を一周して、本線に戻る仕様のため、この円形レールも記録としてカウントできる。
トップハム・ハット卿が登場! |
今回のイベントはゲストも豪華だ。トーマスの物語に出てくる“ソドー鉄道”を管理する最高責任者“トップハム・ハット卿”が登場し、最後のレールをつないだ。また、機関車トーマスを担当する声優さんが声で登場するなど、大いに盛り上がった。
トーマスがゴールの瞬間、ギネス更新達成 |
親子がつないだ線路を走ってきた、プラレールのトーマスがゴールに到着! ギネス記録の更新を達成した。ギネス記録をつくったジオラマのレール長は2221.514メートル、オーストラリアの記録を207メートルも更新した。プラレールの部品点数は1万575個にも及び、プラレールのトーマスを走らせると、運行時間は2時間53分36秒と驚きの長さだ。
ギネスブックの認定証が手渡される |
ギネス・ワールド・レコーズ社の認定員により計測が行なわれ、認定書がトップハム・ハット卿に手渡された。ジオラマは9月4日まで富士急ハイランドのハイランドシアターホールにて、“世界一長いプラレールトーマスおひろめイベント”として展示される。トーマス好きなお子さんがいる方は、夏のレジャーにぜひ!
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