“おくだけ充電”に初対応した注目スマホ『AQUOS PHONE f SH-13C』が8月6日に発売です! ワイヤレス充電の統一規格“Qi(チー)”に対応し、付属の充電パッド『ワイヤレスチャージャー』に置くだけで無接点充電できるのがウリ。ボディーは小型で、さらに防水な点も魅力です。
『AQUOS PHONE f SH-13C』 |
充電パッド『ワイヤレスチャージャー』はひとつ付属。 |
OS | Android2.3 |
CPU | 非公表 |
ディスプレー | 約3.7インチ(540×960ドット) |
カメラ | 約800万画素(インカメラなし) |
サイズ/重量 | 約119×60×10.9ミリ/約130グラム |
防水機種って、使っているうちに端子カバーが弱くなってきて不安になりますよね。『AQUOS PHONE f SH-13C』の場合ワイヤレス充電ができるので、マイクロUSB端子の開閉は不要。安心して使えます。
防水がうれしい |
バッテリーカバーを開けるとパッキンがあります。 |
ワイヤレス充電は、充電パッド(送電側)と受電側に埋め込まれたコイルを近づけることで充電する仕組み。週刊アスキー7月26日号(7月12日発売)で大人気だった『充電規格Qiの仕組みから対応製品まで』特集より、少し仕組みを解説しましょう。
ワイヤレス充電Qiの仕組み |
Qi対応製品どうしなら互換性があり、現在発表済みの製品で検証してみたところ下記のような結果となりました。
Qi対応製品互換検証 |
ワイヤレス充電ということで普通よりも時間がかかりそうなイメージがしますが、実際はケーブルをつないで充電するのとまったく同じ。Qiの規格では5W(ワット)まで(5Vで1A)の送電が可能と、AC充電器とほぼ同じ充電性能を持っています。また、端末が起動しないほどすっからかんの状態になってもワイヤレス充電でオーケー。
なお、スマホ側のコイルは本体ではなくバッテリー内に入っているので、バッテリーだけを置いて充電できます。予備バッテリーを充電するのに便利ですね!
電池だけでも充電できるのが意外! |
予備バッテリーの充電って「結局本体に入れる必要があるじゃん……」という問題がありましたが、この機種なら無用な心配です。 |
内部にコイルが入っているのに、本体はむしろ小ぶり。これは、マイクロSIMカードの採用によるものです。通常のSIMカードの半分ほどのサイズのSIMカードでスペースを確保し、コンパクトサイズながら“おくだけ充電”に対応しているそうです。ドコモは今後、マイクロSIMを採用することで積極的に“おくだけ充電”対応を進めていくそう。
この機種に機種変するとSIMがマイクロSIMになってしまうため、以前のケータイやほかのスマホにSIMを挿し替えて使うことができなくなる点には注意。また、端末をSIMロック解除しても他社のマイクロSIMしか挿すことができません。
マイクロSIM採用で省スペースに貢献 |
このおかげでワイヤレス充電対応ながら小型化できたそう。今後採用機種が増える見込み。 |
ワイヤレス充電に対応しているほかは、使い勝手のいいシャープ端末といった印象。UIはシャープ独自のものと、ドコモパレットUI、シャープの3D液晶機種には搭載されている“ラウンドホーム”が搭載されていました。コンパクトサイズということで液晶も3.7インチと小ぶりですが、解像度は540×960ドット。字は小さめですが、1画面の情報量が多くうれしいです。
ドコモパレットUI |
シャープのUI |
ラウンドホーム |
“おやすみ省エネ”がうらやましい |
睡眠中に不要な機能を切って省電力できる機能。これ、いいなぁ〜。 |
……スマホとしてのまとまりのよさに加え、コンパクトサイズ、何より新技術のQi対応……欲しい! ほかのQi充電機器もぜひ併せて買いたいところですね! ジャイアン鈴木さんはコンプリートされるのかしら?
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【7月29日17時48分】製品の発売日に誤りがありました。お詫びして訂正します。
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