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世界初の紙スマホ! 限定5000台の『F-12C』特別モデル発表

2011年07月21日 20時39分更新

 富士通は、英国のトラベルケースブランド“GLOBE-TROTTER”(グローブ・トロッター)とのコラボモデル『F-12C』に、特別モデル“Classic Orange”の追加を発表。限定5000台の限定モデルとして、10月~11月に発売する予定だ。限定モデルはドコモオンラインショップのみで受け付ける。

『F-12C』(Classic Orenge)
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↑グローブ・トロッターのトラベルケースに使用されているヴァルカン・ファイバー紙を使用したリアカバー(写真右)。ひとつひとつハンドメイドで成形している。紙なので防水機能はない。そのため、プラスチック製の防水リアカバー(写真左)を同梱する。見た目ほとんど同じだが、リベットのあるほうが紙製だ。


 特別モデルでは、グローブ・トロッターのカバン素材に使われている紙(ヴァルカン・ファイバー)を使用。それを職人さんが成形、ハンドメイドの温かみのあるデザインに仕上がっている。本体にはシリアルナンバーがついており、プレミアム感も高い。

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↑紙なので軽量で温かみのあるデザイン。本体手前に限定5000台のシリアルナンバーが刻印してある。“0001”をゲットしたい!

 
 グローブ・トロッターは1897年設立の英トラベルバッグメーカー。革製や木製バッグにはない軽さと頑丈さで冒険家、英国王室が愛用している老舗メーカー。

 英グローブ・トロッター日本支社長 田窪寿保氏は「100年使っても大丈夫な普遍的なデザインを目指しました。トラベルバッグに旅の思い出を詰めて家に帰るように、この『F-12C』も思い出を詰める大切なものとして使ってほしい」と話していた。

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↑グローブ・トロッター日本支社長 田窪寿保氏。「のべ1000人くらいの人たちがこのコラボモデルに関わって、ようやくできあがった」。
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↑英グローブ・トロッター クリエイティブディレクター ギャリー・ボット氏。「グローブ・トロッターの特徴でもある、“普遍性”のある端末になった」という。
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↑富士通株式会社 モバイルフォン事業本部 本部長 髙田克美氏。「紙を使用しているので、ドコモの強度設定をクリアーするのに苦労した」。
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↑富士通株式会社 執行役員副社長 佐相秀幸氏。来年、2012年には海外市場に向けて端末を提供していきたいと語った。



 紙製カバーではないが、通常モデルの『F-12C』グローブ・トロッターとのコラボモデルとして8月に発売予定。防水・コンパクト端末として、スマホが初めてだという人でも使いやすい設計になっている。

『F-12C』通常モデル
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↑通常モデルもグローブ・トロッターとコラボしている。文字入力しやすい“NX!input powerd by ATOK”や電話相手の声を聞きやすくする“スーパーはっきりボイス3”機能を搭載。限定モデルとは紙カバーかどうかだけで、スペックは同じ。






 

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↑グローブ・トロッターが英国の伝統あるメーカーということで、発表会は英国大使館で開催。さすがに紅茶はでなかったけど……。
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↑『F-12C』端末のほか、エリザベス女王が愛用したカバンなどグローブ・トロッターのコレクションを展示。いつかグローブ・トロッターのカバンで出張に行ってみたい!
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