リサ
大学に合格し、東京にやってきた本編主人公。下宿先の時間荘では、ちょっとクセのある住人達が、なんとタイムマシンを作っており、リサもその開発に関わることに。論理的には完成していたタイムマシンだが、それまでタイムリープに成功したことはなかった。しかし、なぜか立派なアホ毛を持つリサによってそのパワーが発揮され、以降、リサはペット型タイムマシン『ハビット』(ハビ)の主として時間荘で暮らしていくことになる。人格的には普通の少女だが、手先がものすごく器用な反面、ちょっぴりドジなところも。
時間荘の住人達と騒がしくも楽しい日々を過ごすリサだが、時折不可思議な幻に悩まされる。それは、リサが失った幼少期の記憶であるようなのだが・・・。
ハビ(ハビット)
リサによってその能力が目覚めたペット型のタイムマシン。その原型は、かつて軍事研究施設であった時間荘に置かれていたマシンであり、天才少女アキ、メカニックのイリーナの手によって実用化された。
物質を過去の状態に変換する機能を有するが、いつでも発動できるものではなく、リサのコマンドを触媒として、搭載されたAIが適切と判断されたときのみ機能する仕組みになっている。
イリーナ
関西育ちのロシア人。時間荘のメカニック担当者。姉御肌で腕っぷしも強く、ロシアのシステマをベースとしたオリジナル格闘術を体得している。極度の方向音痴で、見知った近所でもすぐ迷う。
超美人であるが、本人は女らしさには興味がなく、もっぱら作業着で行動する男勝りな性格をしている。赤ん坊のころに両親に捨てられた孤児であるという過去を持つ。
アキ
時間荘・科学技術担当の天才少女。年齢的には高校生だが、すでに学校教育課程にはなく、リサの通う大学で助教授として働いている。
かつて人工授精によって天才をつくるというプロジェクトの元に生み出された少女で、施設を逃げ出し、一般人に紛れて生活していた中学生時代にイリーナと出会い、互いの天涯孤独の身の上に通ずるものを感じ、以来2人で見つけた時間荘で、家族のように暮らすことを選択する。
ヒメ
時間荘の良心ともいうべき小学生の女の子。炊事洗濯掃除と、時間荘のありとあらゆる家事を一手に引き受けている。
母親を小さいころに亡くし、父子2人で暮らすうち、自然と母親らしい行動を身に付けた。
サクラ
重度の二重人格症を持つ漫画家志望の少女。同じく時間荘の住人で、引っ込み思案な表の顔とは裏腹に、胸に下げたネクタイ風のお札が取れると悪魔ツキとしての人格が現われる。
症状的には二重人格症のはずだが、悪魔バージョンのサクラには、悪オーラを伴う超常パワーが備わっている。
キツネ
時間荘・情報担当にしてヒメの父親。なぜか常にキツネの面を付けている長身の男。時間荘のタイムマシン開発に関しての情報収集と隠ぺい工作を任されている。娘のヒメを溺愛しており、ヒメには頭があがらない。
なにごとにもテキトーにあたるスチャラカな性格だが、実は世を忍ぶ仮の姿というウワサも・・・!?
ルリ
タイムマシン開発における時間荘のライバルであるタイムビル財団のお嬢様。執事兼お守り役のヒカリと共に現われては時間荘の面面にちょっかいを出すのを趣味にしている。最近は同世代のヒメと仲良くなり、よく一緒に遊んでいるが、ルリの父は快く思っていないようだ。
ヒカリ
タイムビル財団の執事兼ルリのお目付け役の青年。リサと同じく立派なアホ毛を有するが、天然アホ毛のリサと違い、彼のアホ毛は訓練によって身に付けたもの。最近では、少しずつリサに惹かれはじめている。
そのほかの人々
クロ |
物を未来形に変化させるタイムビル製のタイムマシン。 |
リサのおばあちゃん |
躾けに厳しい。かつて時間荘の前身である軍施設に居たことが。 |
ミサキ |
リサの田舎の旧友。同性愛者ではない(自称)がリサが大好き。 |
ルリパパ |
ルリの父親。タイムビル財団社長。過去にキツネと因縁がありそう・・・。 |
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