【Androidアプリ】 ケータイでも1,000回遊ぼう！　ダンジョンRPG「風来のシレン 月影村の怪物」

作者名：CHUNSOFT
価格：525円（6月26日以降840円）
カテゴリ名：アーケード＆アクション
バージョン：1.0
作者サイトURL：http://chunsoft.jp

「風来のシレン 月影村の怪物 for Android」は、風来坊・シレンを操作してダンジョンを冒険するRPGです。

「風来のシレン」と言えば、これまで数多くのハードで展開され、“1,000回遊べる”というキャッチフレーズどおりのハマり度で人気のダンジョンRPGシリーズ。その中のひとつである「月影村の怪物」は、1996年にゲームボーイで発売された作品で、シリーズで初めてAndroidへ移植されました。

移植にあたってグラフィックの改良やタッチパネル操作への対応などがなされており、以前の作品をプレイした人も新鮮な気持ちで遊べるでしょう。

タイトル画面をタップすると、ゲームが始まります。「月影村に行く」をタップしましょう。

主人公の風来坊・シレンが、相棒のコッパを探して辿りついた月影村が本作品の舞台です。シレンを動かしたい方向の画面をタップして移動させ、村人の話を聞きましょう。

話を聞いたり、攻撃したりといったアクションも対象をタップすることでできます。指一本でゲーム内のすべての動作ができるので、電車内などでの操作もかなり楽です。

村人に促され、神社に行くと神主から簡単に基本システムの話が聞けます。

神社から出ようとすると話が進み、シレンは月影村の習わしについて知ります。月影村では、村に近いクヨウ峠に棲むオロチに毎年幼い子供を捧げているとのこと。今年のいけにえはフミという少女だそうです。

いけにえとなるフミを案じて幼なじみの少年・ナギが、単身でクヨウ峠へと向かってしまいます。フミとナギを助けに行くため、シレンはクヨウ峠へと向かうことに！

という話があった上で、ついにクヨウ峠というダンジョンに挑みます。ダンジョン内の移動の操作も月影村内と同じで、移動したい方向にタッチするだけ。まずは散策してみましょう。

ダンジョン内には敵もいます。相手のいる方向をタップして、攻撃しましょう。

ただし一方的に攻撃ばかりできるわけではありません。シレンが1回行動をするたびに、敵も移動や攻撃などの行動をします。倒せば経験値が手に入り、ある程度たまるとレベルアップします。

最初のうちはまだ敵も弱いので、少し行動を間違えてもすぐに倒されることはありません。しかし敵が強くなるとひとつのミスが命取り。一つひとつの行動を、しっかりと考えて入力する必要があります。

ダンジョンには敵だけでなく、シレンの旅に役立つ道具もたくさん落ちています。

道具の種類は豊富。剣や盾、腕輪などの装備品は、装備するとシレンの能力がアップします。

ほかにもおにぎりなどの食べ物、さまざまな効果を持つ杖や壺、巻物などがあります。たとえば上の画面にある倉庫の壺は、入れた道具を月影村の倉庫へと送る効果があります。これによって、次回の旅に、特定の道具を持って行けるようになります。

こうした多種多様な道具を、いかにうまく使えるかにシレンの旅の成否がかかっています。

ダンジョン内のフロアには必ず上への階段があります。これを昇ると上階へと移動できます。

ただし下への階段はなく、戻ることはできません。無闇に上へと進むと敵の強さに対抗できなくなり、倒される可能性が高まります。きちんと探索して、シレンを強化しながらダンジョンを進みましょう。

以上が基本的なダンジョンの進めかたですが、シレンの前に立ちふさがる困難はたくさんあります。たとえば旅をするうちにお腹が減って、HPが減っていったり……

罠にかかって眠ってしまったり……

敵だらけの部屋に突入してしまったり、といったことが頻繁に起こります。

ただしクヨウ峠は、タイトル通り“不思議なダンジョン”で、HPが0になってもシレンが死ぬことはありません。

HPが0になるとどこまで進んだかやそのときの状態が表示されますが……

不思議な力で月影村へと戻されます。そしてまたクヨウ峠へ……。集めたアイテムはすべてなくなり、レベルは１からとなってしまいます。これを繰り返し、何度倒れてもダンジョンへと挑戦していきましょう。

ある程度の階層まで到達して月影村へ戻ると、物語が進行します。まずは神社に住みついたタンモモという猫が仲間になりました。

仲間になったキャラクターは、ダンジョンに連れていった際に自動で行動します。タンモモは初期状態のシレンよりかなりの強さ。頼れる仲間です。

ただし仲間ができたからといって一筋縄ではいきません。ダンジョンは毎回フロア構成やアイテムの配置などがランダムで変わります。

しかし村人に「なんでこんな事繰り返してンだ？」と言われても、何回も挑戦したくなるのが「風来のシレン」シリーズ。決まった攻略法がないからこそ、プレイヤーの知恵と運が試され、自分の機転でピンチを切り抜けたときの達成感が大きくヤミツキになります。

6月26日までならかなり安価に手に入るこのアプリ。システムは結構シンプルなだけに、シリーズを体験したことのない人にこそ、試してもらいたい1本です。

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