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プリペイド型SIM『b-mobile Fair』がUSBでPCに挿せるようになるって!

2011年06月15日 21時08分更新

 日本通信のプリペイド型SIMカード『b-mobile Fair』シリーズに新製品が加わります。USB接続のデータ通信端末としても使用できる、『b-mobile Fair USB 3Gコネクタ付き』です。

b-mobile Fair USB

『b-mobile Fair USB 3Gコネクタ付き』
直販価格 2万2600円
6月17日発売予定

b-mobile Fair USB
↑中にSIMカードが挿さっているUSB接続のデータ通信端末。SIMカードは抜き挿し可能なんです。

 『b-mobile Fair』は、ドコモのFOMAハイスピード通信網が利用できるSIMカード。最大速度は下り7.2Mbps、上り5.7Mbpsです(ただし“USBコネクタ”挿入時は上り2Mbpsになる)。

 WiMAXと同様のプリペイド型で、120日間またはデータ通信料が1GBに達するまで使用でき、その後は8350円で追加チャージして使い続けることができます。

 でも、4ヵ月で2万2600円という料金は高く見えますよねー。そこで、ドコモとイー・モバイルのデータ通信端末と、2年間使用した場合のコストを比較してみました。

 b-mobile Fair USBL-08C(ドコモ)D-33HW(イー・モバイル)
速度下り7.2Mbps、上り2Mbps下り7.2Mbps、上り5.7Mbps下り21Mbps、上り5.8Mbps
料金プラン120日間または1GBまで2万2600円、チャージは120日間または1GBまで8350円本体価格3150円、定額データプランフラットバリューにスタンダード割2適用月額5460円、mopera U月額525円購入時支払額1円、EMOBILE G4データプランにねんM月額5980円(13ヵ月は4980円)
月額コスト2681円6116.25円5438円

 

 わぁ安い!!

 2年しばりナシがウリのb-mobile Fairですが、条件を合わせるため2年間のコストで比較しました。b-mobile Fairは購入時の支払い額が大きいものの、チャージ料が安いので、トータルコストが格段に低いんですね。“USBコネクタ”の状態では上りが2Mbpsになってしまうのがかなり残念ですけど……。

 SIMカードは着脱可能です。SIM取り出し口には溝があり、爪をひっかけてすぐに取り出せます。SIMカード単体でスマートフォンやタブレットで利用したり、USB接続でノートPCに利用したりできるのが超便利です。

 LTEやWiMAXのようなスピードはありませんが、カバーエリアが広いのも魅力。データ通信端末をお探しの人は、購入を検討してはいかが?

●イオンで販売の980円SIMカードは早くも売り切れ状態

 ところで、イオンリテールと日本通信が6月10日から販売を開始した“月額定額980円”の『b-mobile SIM』は、早くも売り切れの店舗が出ている模様。メール、インターネット検索やSNSなどの利用が中心の人向けに、最大100Kbpsを月額980円ポッキリで使える製品です。

b-mobile Fair USB
↑神奈川県横浜市のイオン天王町店にて。980円SIMは売り切れです!

 「土曜日に客が殺到して980円SIMは売り切れた」とのこと。皆そんなに何に使うんだ!? と思わなくもないですが……。

 欲しい人は店に急げ!

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