昨年のJCBホールからちょうど丸1年。6月9日に日本武道館で行なわれた『AKB48 22ndシングル 選抜総選挙』は、前田敦子のエース返り咲きでクライマックスを迎えた。
メディア選抜と選抜が笑顔で勢揃い。上段左から倉持、横山、秋元、峯岸、高城、北原、河西、佐藤亜、増田。下段左から宮澤、指原、高橋、渡辺、柏木、前田、大島、篠田、小嶋、板野、松井玲(中学生の松井珠理奈は21時以降なので参加せず)。 |
前田敦子と大島優子のトップ争いも見ものだったが、注目は大幅な躍進を見せた新世代のスターたち。柏木由紀が一気にトップ3に食い込んだほか、チーム昇格わずか8ヵ月の横山由依が選抜入りするなど、さまざまなサプライズが会場をにぎわせた。
さらにはまだデビュー前のNMB48からアンダーガールズ入りするなど、さらなる新世代も頭角を現わしはじめた今回の選抜総選挙。今年12月には7年目を迎えるAKB48はもはや、一期生に頼り切ることなくファンの心をつかめる段階に入ってきたようだ。
集まった報道陣は実に500人! カメラマンだけでも昨年は約100人だったのが、今年は倍以上に増えていた。 |
1位 前田敦子(前回2位)
前回と同じく一騎打ちとなったエースの座。前田敦子は早い段階からプレッシャーに押しつぶされそうな表情だった。 |
現エースの大島優子はキッと前を向いてその瞬間を待っていた。大島続投か、それとも前田が返り咲きか!? |
1位として最後に名前を呼ばれ、ひとり苦悶の表情を見せる前田。AKB48のエースがもつ責任感の重さをこの表情が如実に表わしているのだ。 |
うれし泣きという言葉では表わせない複雑な心境がうかがい知れた。アイドル史に残るシーンになったことは間違いない。 |
ただひとつだけ形が違う、1位のみが持つことを許されたトロフィーを抱きしめる前田。 |
前田のスピーチを2位の位置から聞く大島。その胸に去来する想いは、AKB48のエースを務めた者にしかわからない。 |
歩み寄った2人はどちらからともなくキツく抱きしめあった。エースであることの不安と恍惚と唯一共有できる2人だ。 |
新エースとしてソロでの撮影に挑んだ前田からレスいただきました! あっちゃんにはやっぱり笑顔が似合うっす! |
報道陣からの質問に笑顔で答える前田。髪型のせいか表情に少しエキゾチックさが加わった彼女は来月、ついにハタチを迎える。 |
2位 大島優子(前回1位)
王座陥落にも関わらず、終始晴れやかな表情だった大島優子。エースの座を離れ、緊張感から解き放たれたのかも。 |
昨年は自らが座った王座が自分の背後に。悔しい光景のはずだが、大島の笑顔を見るとむしろ、王座の孤独さを実感させられる。 |
武道館を埋め尽くしたファンに笑顔で語りかけた大島。彼女のアイドル力がいかに無限大なのかを感じさせてくれた。 |
司会の徳光氏に「ちょっといいですか?」と大島。自然にこういった行動ができるところが、彼女の器の大きさを示している。 |
3位 柏木由紀(前回8位)
次代のエース候補が登場! ついに柏木由紀がベスト3の一角に食い込んだ。速報時の3位をキープし、前回から5位もジャンプアップした。 |
愛おしそうに3位のトロフィーを抱きしめる柏木。ゆきりん政権が樹立される日は来るのか、まさにこれからの活躍に注目だ! |
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