ドコモの2011年夏モデルの発表会が5月16日に開催! 新モデルの詳細についてはほかの記事をチェックしてもらうとして、発表会で紹介されたそのほか注目のポイントをお伝えします。
発表会に登場したNTTドコモの山田隆持社長は、冒頭で東日本大震災への対応と新たな対策について紹介。被災した地域の基地局は現状、福島原発エリア以外の復旧対象の307局のうち94パーセントにあたる290局が復旧していると説明しました。さらに福島原発エリア内も68局中75パーセントの51局が復旧しており、実際に利用するには問題ないレベルまで回復しているとのこと。
また、今年度は災害対策として新たに235億円の予算を計上。災害時でも通信の確保や、迅速な対応が行なえるよう対策を進めていくと発表しました。
今回の大震災で、あらためて通信の重要性を感じ災害対策に力を入れていくと語った山田社長。 |
この夏からスマートフォンも緊急速報“エリアメール”に対応。Xi(クロッシィ)も冬モデルから対応予定。 |
そのほかスマートフォンのサービスとして、iモード系のサービスや、それにともなう課金や認証といった仕組みも導入される予定。フューチャーフォンからの乗り換えでもマイメニューを通して同じサービスが利用できるようになるそうです。
iチャネルもアンドロイドOS搭載のスマートフォンへ対応を予定している。 |
発表会後半ではCMキャラクターを務める渡辺謙さんと堀北真希さんが登場。前回の発表会にも登場した2人ですが、スマートフォンの発表が前回の4機種から倍以上に増えていることに驚いていた様子。
発表会での共演はあるもの、CM内での共演はまだの2人。渡辺さんは「ぜひ機種変をして共演を!」と堀北真希さんにアプローチ。 |
2人ともすでにスマホをもっており、ふだんから活用しているとのこと。堀北さんは、「料理のレシピを調べるのに重宝していて、このあいだもオムライスをつくってみたばかり」と、女性らしい使い方を教えてくれました。
渡辺謙さんは、被災地への支援へ向かった際にスマートフォンを活用したとのこと。現地で買い出しをするために、スマートフォンの音声検索を使って大型スーパーを検出。そのままGPS機能とマップアプリで迷うことなくそのスーパーまでたどり着けたと、スマートフォンの便利さを熱く語っていました。
また、被災地ではドコモのパンフレットにサインを頼まれることも多かったとのこと。これは被災地の避難所に携帯会社のブースが設けられており、そこにパンフレットが置いてあるため。ドコモの被災地への取り組みが垣間見られる話でした。
質疑応答では、震災による部材調達の問題が質問されるなど、全体を通して東日本大震災を意識せざるを得ない発表会でした。とはいえ、ドコモの新製品はいずれも意欲的なモデルばかり。新モデルで、渡辺謙さんや堀北真希さんのように“元気な”日本を取り戻したいところです!
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