手のひらサイズのWin7マシン |
『Windows7ケータイ F-07C』はフル機能のWindows7を搭載した端末。iモードとWindows7を切り替えて使用することができる。今回ドコモから発表された端末で、週アス編集部員がもっとも注目している端末でもある。
まずは本日発表会で撮影した動画で、ポインターの操作感、キー入力スピード、ブラウザーのスクロール速度などを確認してほしい。
意外なほどのキビキビ動作は必見!
機材協力●キヤノン『iVIS HF S11』、マウスコンピューター『MDV-ADS7400S-WS』
サイズは約61(W)×19.8(D)×125(H)ミリ、重量は約218グラム。たしかに通常のスマートフォンよりサイズ感はあるが、フル機能のPCと考えれば、驚くべき集積技術だ。
前面 |
背面 |
上面 |
底面 |
右側面 |
左側面 |
右側面にある“Windowsマーク”が印字されたボタンで、iモードとWindows7を切り替える。どのくらいの速度で切り替えられるかは、上に掲載した動画で確認してほしい。
意外に打ちやすいキー |
白いキーは左クリック |
右クリックを兼ねるポインター |
もっとも気になるのがキーボードとポインターの使い勝手だろう。発表会場で触った第一印象としては、キーボードもポインターも見た目より打ちやすいというもの。なお、画面サイズに対して解像度が高すぎるため、ディスプレー上のアイコンやボタンなどをタッチするのは非常に困難だ。基本的にキーボードとポインターで操作する端末と考えたほうがいい。
SSDは32GB |
SSDの容量は32GBだが、リカバリー領域が占有しているため、実際に使える容量は約21.6GBとなる。試作機ではさらにOSやプリインストールソフトが約11.1GBを専有しており、空き容量は10.4GBだった。ゲームなどを複数インストールするなら、32GBのmicroSDHCカードなどの利用を検討しよう。
OS | Windows 7 Home Premium 32ビット 正規版 |
CPU | インテルAtom Z600(1.20GHz)※動作クロックは50% |
ディスプレー | 約4インチ(600×1024ドット) |
カメラ | 約510万画素(インカメラ約32万画素) |
サイズ/重量 | 約61(W)×19.8(D)×125(H)ミリ/約218グラム |
コメント/フル機能のWindows7が動くのがとにかく魅力的。1024×600ドットの解像度は十分すぎるぐらい。4インチでこれ以上の解像度はいらない。キーボード、ポインターが小さいが、キータッチは絶妙で、慣れで対応できるレベル。Windows7モードの連続バッテリー動作時間が約2時間と、実用的ではないかもしれないが、一番物欲が刺激される端末だ。
Windows7ケータイ F-07C
メーカー:富士通東芝
キャリア:NTTドコモ
発売日:6~7月予定
予想実売価格:7万円台
製品公式サイト
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