ソニー・エリクソンが日本市場だけに投入する『Xperia acro』(アクロ)を発表。登場は夏ごろの見込みだ。
この機種はXperia arcと同じAndroid 2.3をベースにしつつ、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線を搭載。810万画素の裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R for mobile”やF値2.4のレンズ、クリアブラックパネル、モバイルブラビアエンジンといった特徴は継承する。microサイズのHDMI端子を備えているのも、Xperia arcと同じだ。
サイズなど詳細なスペックは公開されていないものの、写真では機能が増えたぶん厚さがやや増しているように見える。
グローバル仕様のスマートフォンに注力していたソニー・エリクソンだが、国ごとのローカライズにも力を入れている。最近では中国専用のOPhone端末を開発したほか、4月22日に発表された『W8 Walkman Phone』もアジア市場に特化したモデルだ。Xperia acroも、こうした戦略の一環だと思われる。
導入キャリアなどの詳細は確認中で、5月9日発売の本誌に詳細を掲載予定だ。なお、ドコモの山田隆持社長は2月の発表会で「夏におサイフやワンセグを搭載したXperiaを発売する」と述べており、ドコモから発売の可能性が濃厚だ。
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