情報がPC以上に集中するスマホを完全防衛!『カスペルスキーモバイルセキュリティ9』
2011年04月19日 15時10分更新
スマホがなかったときに、どのように情報をさばいていたのか思い出せないジャイアン鈴木です。
4つのメールアドレス、Twitter・Facebook・mixi、そしてもちろん電話を利用するためにスマホを活用しているわけですが、悪意ある他者にスマホを奪われてしまえば、個人情報を見られてしまうどころか、なりすましさえ可能かもしれません。
物理的に奪われずとも、悪意あるプログラムなどに乗っ取られてしまう危険性も潜んでいます。
そのようなリスクにある程度効果的なのが『カスペルスキーモバイルセキュリティ9』などのセキュリティーソフトです。
4つの脅威から端末を保護! |
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カスペルスキーモバイルセキュリティ9は、4つの驚異から端末を守る機能を備えています。
アンチウイルス |
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本製品はアプリケーションインストール時などに自動的にウイルスチェックを行なう“リアルタイム保護”が可能で、これが主な機能でもあります。カスペルスキーモバイルセキュリティ9のインストール後システムに常駐し、とくに初期設定の必要はありません。
プライバシー保護 |
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連絡先、SMS履歴、通話履歴、着信履歴、SMSを保護するのがプライバシー保護機能。保護する連絡先を事前にひとつひとつ登録しなければいけないのが少々面倒です。
盗難対策 |
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端末のロック、データ消去、SIM抜き差しの監視、GPSによる追跡などが可能なのが盗難対策機能。こちらもカスペルスキーモバイルセキュリティ9をインストール後に設定しなければ、有効にならない機能です。暗証番号を含む特定の文字列をSMSで受信すると、端末のロック、データ消去を行なったり、端末の現在位置をSMSで送信します。
着信拒否 |
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電話やSMSの着信を電話番号で許可・拒否できるのが着信拒否機能。ブラックリスト方式、ホワイトリスト方式、その両方を使うハイブリッド方式の3つから動作モードを選べます。
リアルタイム保護の安心感が高い! |
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アプリケーションインストールなども監視し、悪意あるアプリケーションの実行を防いでくれる“リアルタイム”保護機能が安心感高いです。スキャン中はともかく、通常時にシステムが重くなることもありません。
過信は禁物の盗難対策機能 |
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一方盗難対策機能はあまりに頼りすぎるのは要注意。基本的に
SMSを受信したあとに実行される機能なので、端末が圏外であれば効果を発揮することはありません。SMSを利用するので、同じキャリアからでないとコマンドを送信できないのも困ったところです。
カスペルスキーモバイルセキュリティ9でもっとも早く変更してほしいのが、AndroidMarketから配布されていないこと。同社サイトからダウンロードし、インストールしなければなりません。
つまり“提供元不明のアプリ”をインストールできる設定に一時的といえども変更しなければならないわけで、万人に進められません。少なくとも私の両親の端末には、私手ずからインストール・設定しなければ不安です。
通常時は必ず“不許可”に設定! |
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カスペルスキーモバイルセキュリティ9のようなセキュリティソフトは、むしろこのような設定について理解していない人に必要なソフト。英語版と同じくAndroidMarketから配布し、導入の敷居を下げてほしいですね。
導入方法にやや難があるものの、ソフト自体の素性はなかなかのもの。“リアルタイム保護”だけでもスマホ利用時のリスクは相当軽減できるはずです。PC用では定評あるセキュリティソフトだけに、着実に機能強化を図り、我々の端末の安全を守ってほしいものです。
カスペルスキーモバイルセキュリティ9
メーカー名:カスペルスキー
公式サイト
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