【新着ほやほや!】1万円台グラボの実力は? RADEON HD6790とGeFrce GTX550Tiをベンチで比較!!
2011年04月08日 22時57分更新
先日お伝えした『RADEON HD6790』搭載のグラフィックボードが、早速編集部に到着したので性能を見てみました。比較する機種は、もちろん『GeForce GTX550Ti』ですね!
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(左)RADEON HD6790 『RH6790-E1GH/DP』 実売価格1万4000円前後
(右)GeForce GTX550Ti『GF-GTX550Ti-E1GHW』 実売価格1万4000円前後
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さて、“自称PCゲーマー”アキラのグラボの選び方は、『高画質設定で30fps以上だせるかどうか』ですので、今回扱うミドルロークラスの2機種には、少々イジワルですが高負荷なベンチマークをしてみました。結果を見てみましょう。
※ベンチマーク環境 CPU:インテル『Core i5-2500』(3.3GHz)、マザーボード:H67チップセット、 メモリー:4GB、ストレージ: SSD80GB、OS :Windows7 Ultimate(64ビット)
●3DMark11 |
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Extremeモード(1920×1080ドット)で計測 |
●ロストプラネット2 |
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テストBで計測。解像度1920x1080ドット、CSAAオフ、画質設定全てHIGH |
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解像度1920x1080ドット、画質設定Medium、DX11、SSAO オフ、Tessellation オン |
HD6790が後発なので、わずかながら性能が上になっているようです。ただし、残念ながら重めのゲームを快適に遊ぶには力不足でした。ストーカーはテッセレーションはオン、アンチエイリアスがオフで計測したため、よいスコアーが出ました。今時のゲームなら解像度は1920×1080ドットで遊びたいので、画質はある程度設定を落とす必要が必要があります。
●システム消費電力
アイドル時 | ピーク時 | |
RADEON HD6790 | 65W | 200W |
GeForce GTX550Ti | 49W | 192W |
●温度
アイドル時 | ピーク時 | |
RADEON HD6790 | 38度 | 66度 |
GeForce GTX550Ti | 32度 | 58度 |
消費電力と温度はGTX550Tiが勝利。HD6790はあまり電力効率がよくないようですが、以前RADON HD6990とGeFoece GTX590を比較したときも同じく、AMD系グラボの発熱や消費電力は高めな傾向にあるようです。
ただし、この価格帯には旧モデルの『GeForce GTX460』や『RADEON HD6850』などもあり、正直なところ「どうしてもHD6790を買う!」という決定的なポイントを見いだすことはできませんでした。設定さえ低めにすればほとんどのゲームは遊べるので、“入門用グラボ”の要件は満たしていますね!!
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