Internet Explorerの最新版“9”のベータ版が一般公開されたのは昨年、2010年の9月15日。今年2月11日には製品候補版(RC版)が公開され、正式版の登場もいよいよ間近かと噂されていましたが、ついに公開日が発表されました。
Exploring IEに寄せられたRyan Gavin氏(Internet Explorer Business and Marketing部門シニアディレクター)のコメントによれば、3月14日午後9時(太平洋時間)よりウェブサイトからダウンロード可能になるとのこと。日本時間だと3月15日の13時ってことになります。意外に早かったですね。
公開されると、いずれWindows Updateに通知がきて、「ダウンロードしときましたぜ!旦那」的なことになると思われますが(公開直後かは不明。IE9のベータやRC版を入れたユーザーへの通知は早いはず。入れてない場合は、かなり先?)、ユーザーがチェックを入れて更新プログラムのインストールを実行しないかぎり、勝手にアップデートされることはありません。通知に気付いたら、よく考えてアップデートするか判断しましょう。
もっとも、一般ユーザーがふだん訪れているようなウェブサイトなどは、とっくに対応済みのはずなので、互換性が問題になることはまずないはずです。さっさと入れて、さまざまなパフォーマンスの改善がはかられ、ユーザーインターフェースも一新された新しいIEを堪能するのが吉。一刻も早く使ってみたい人は、通知なんか待たず、公開されたら早々にマイクロソフトのサイトから直接ダウンロードしてインストールするのがおすすめです。IE9のベータやRC版は特にアンインストール作業をしておかなくても、アップデート作業中に自動的にアンインストールされます。
なお、対応OSはWindows7およびVistaです。XPでは利用できません。
お詫びと訂正 初出時、日本時間だと3月15日の14時とありましたが、3月15日の13時の誤りでした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。
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