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週アスPLUS:MWC 2011 最強特集
リサーチ・イン・モーションは2月14日、MWC2011でタブレット端末『BlackBerry PlayBook』のLTE版とHSPA+版を発表した。
PlayBookは同社が昨年夏に発表した、独自OS『BlackBerry Tablet OS』を搭載したマルチタッチのタブレット端末。厚さ10ミリのスリムボディーに7インチ(1024×600ドット)液晶ディスプレー、SMP対応の1GHzデュアルコアCPU、1GBのRAMなどを搭載する。
↑ROMの容量は未公開ですが、公式画像に思いっきり「64GB」と書いてあります。 |
2モデルの追加で、PlayBookの予定ラインアップは以下の4種類になる。
1. BlackBerry PlayBook with Wi-Fi
2. BlackBerry 4G PlayBook with Wi-Fi + WiMax
3. BlackBerry 4G PlayBook with Wi-Fi + LTE
4. BlackBerry 4G PlayBook with Wi-Fi + HSPA+
なお、BlackBerry端末やその他のスマートフォンを利用したBluetoothテザリングによる3G通信も可能。
1.と2.は米国で今春、米国以外の国では第2四半期中に発売される見込み。今回発表された3.と4.は今年後半の発売予定としている。
↑厚みは1センチ。競合するほかの7インチタブレットと比べてかなりスリム。 |
おもなスペック
●CPU デュアルコアCPU(1GHz) SMP対応
●OS BlackBerry Tablet OS
●RAM 1GB
●ROM 不明
●ディスプレー 7インチ(1024×600ドット)液晶 静電容量式マルチタッチスクリーン
●カメラ 前面:3メガピクセル、背面:5メガピクセル
●本体サイズ、重量 194(W)×10(D)×130(H)mm/425g
●無線機能 802.11a/b/g/n、Bluetooth 2.1 +EDR
●ステレオスピーカー搭載
●インターフェース micro USB、micro HDMIほか
※Flash Player 10.1、Adobe Mobile AIR、HTML5をサポート
※加速度センサー搭載
※ビデオ撮影やビデオ会議をしながらHD動画を撮影可能
1080p動画、H.264、MPEG4、WMVを再生可能
……BlackBerryはビジネス向けのようなイメージがありますが、PlayBookはそれとは異なりコンシューマー向けのイメージ。スペック高めなのはご覧のとおり、YouTubeなどで公開されている動画を見るとパフォーマンスがよく動画の視聴やゲームのプレーが快適なようです。さらにBlackBerry端末がなくても使用できます。タブレット端末の購入を検討するなら、選択肢に入れてはいかがでしょうか。
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