バルセロナで開催されるモバイルの祭典Mobile World Congressを最速レポ
週アスPLUS:MWC 2011 最強特集
Android端末一色となっているMWCですが、搭載OSを開発しているGoogle自身は展示ブースへの出展はこれが初めて。それだけに規模も大きく、ほかとはひと味違う凝ったつくりのブースになっています。
ブース内ではこれまで発売された端末がベルトコンベアーで展示されていたり、最新OSやアプリのデモンストレーションが行なわれています。しかし、それよりも目を引くのがドロイド君(通称)たち! 大小さまざまなドロイド君がブース内にたくさん並んでいて、さしずめ遊園地といった感じなんです。
↑フィギュアとかそんなレベルではない巨大なドロイド君が大量にお出迎え。1体もらって帰りたいです。 |
↑滑り台まで用意されていて、滑っている最中に記念撮影をしてくれます。 |
↑大量のAndroid端末が回転寿司のように流れていくディスプレー。こんなにあったのかと圧倒されます。 |
また、15日にはGoogleのエリック・シュミットCEOによる基調講演を開催。基調講演では、音声認識をはじめとするGoolgeのテクノロジーについての紹介や、タブレットをつかったフォトムービー作成のデモが披露されました。 新しいOSや新端末についての話がなかったのは、ちょっとザンネン……。
↑キーノートで登壇するエリック・シュミット氏。4月からは会長就任のため、このような機会は最後かも!? |
質疑応答で、複数のOSのバージョンが存在しユーザーが困惑するのでは? という質問に対して、現状では携帯用の2.3(Gingerbread)、タブレットの用の3.0(Honeycomb)だが、次の“I”で始まるデザートでは、一緒になるだろうと回答。さらに開発はこれまで通り6ヵ月サイクルですすめているとのこと。
ということは、夏頃には最新OSが形となってでてくると思われます。これからもGoogleの動きに注目です。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります