週刊アスキーの連載『週アス運動部』で開幕から追いかけてきた NFL も、2月6日の『第45回スーパーボウル』でフィナーレを迎えます。今年も例年に引き続き、現地ダラスから最新の情報を速報レポートでお届けしていきますよ!
その第1回目は昨年に引き続き、人気お笑いコンビ・オードリーのインタビューです。日大二高アメフト部出身の2人は今回、2年連続で“スーパーボウルPR大使”に任命されました。2人は現地ダラスから、スーパーボウルの興奮をお伝えします。
2年連続でPR大使に任命されたオードリー。芸能界随一のアメフトコンビが、スーパーボウルを熱くアピールする! |
若林:去年に引き続き、スーパーボウル取材できるということで非常にうれしく思っています。ありがとうございます!
アメリカンフットボールは本当に面白いスポーツなんですが、日本ではもうちょっと浸透してもいいんじゃないかと思っているんで、アメフトの面白さを伝えていきたいと思っています。
ツッコミ担当の若林正恭。高校時代はランニングバックで、70ヤードの独走タッチダウンを決めた経験もある。 |
あと、去年のスーパーボウルでウチの相方が左脚を骨折していてですね、ずーっとアメリカで車椅子。空港でも並ばなくてよくて、パスポートを見るところも端のほうをすっと通してくれたんで、今年も骨折しているふり偽ギプスをつけて、アメリカまで行きたいと思います。
すいません、いきなりスベっちゃいましたけど……。
春日:まさかと思ったけど、スベりの感じだったねえ、いま。
若林:大ファンブル(※)しちゃいました。
春日:せっかく集まってもらったのにねえ。その相方がファンブルしたボールをうまいことリカバーしていきたいと思います! (取材陣、無言)
若林:……2連続ファンブルという感じで(苦笑)。
春日:(気にせずに)そんなことはないですけど! 先ほど若林くんがちょっと言ってましたけど、昨年度は私、左脚のほうを折っておりまして、折ったのがちょうどスーパーボウルに出発する10日くらい前。追った瞬間にスーパーボウルに行けるかどうかを心配するという状況でした。
結局なんとか間に合って行けたんですけど、そんな春日の左脚が先日、ボルトを抜きまして、スーパーボウルに行く準備は整っています。
ボケ担当の春日俊彰。高校時代はディフェンスエンドで、相手QBを背後からのサックでノックダウンした武勇伝をもつ。 |
昨年はフィールドに降りさせてもらったんですが、松葉杖をついていたんで何もできず、でもとにかくアメリカのスタッフにウケようと思いまして、芝生を食うというボケを見せたところ、ワールドワイドでスベるっていうのがありまして。今年は自由にカラダが動きますんで、いろいろやりたいというのがあります。
若林:まあちょっと長いですね。
春日:ハット、ハット、ハッハッ!(※)
若林:もうちょっと短めにお願いします。
春日:25秒(※)過ぎちゃいましたかね、イエロー(※)が飛んだところで。
まあ彼(若林)も言ってましたけど、アメフトの面白さを伝えたいということで、今回スーパーボウルのすごさや面白さを春日というフィルターを通して日本全国に配信したいかなと。
アメフトの発展のために、NFL JAPAN さんならびに日本テレビは、春日のことを大いに利用してほしいなと思ってます。いわゆるK-1の……
若林:長いね。
春日:ハット、ハット、ハッハッ!
若林:短めでお願いします。
春日:またイエローが飛んでしまいました。だいぶ罰退(※)しちゃいましたね。とにかくですね、K-1創生期のころのリングサイドの芸能人みたいにね。以上です。
※ファンブル:QBやRBなどボールをもっている選手が、そのボールをこぼしてしまうこと。ようするに大失敗。
※ハット、ハット、ハッハッ!:QBがプレー開始の際に発する掛け声。何回目のハット(ハッ)でプレーを始めるのかを、あらかじめオフェンス陣のあいだで打ち合わせしておく。
※25秒:アメフトには 25 秒以内にプレーを始めなければいけないルール(プレークロック)があり、これを過ぎると「ディレイオブゲーム」という反則になる。
※イエロー:反則が発生した場合、審判は黄色いハンカチのような“イエローフラッグ”を投げ、反則があったことを周知する。
※アメフトの反則は「○ヤード後ろに下がる」という形の罰則で科せられ、それを日本では罰退と呼んでいる。
いつになく真剣な表情のオードリー。アメフトについて語る時の彼らは常に、本気モードだ。 |
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