週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

アップルのジョブズCEO休職をNY投資家が分析

2011年01月21日 22時37分更新

文● ムタ先輩 編集●ACCN 写真●Getty Images

 昨年10月から12月までの四半期で過去最高の売上高を達成したアップルが1月18日、スティーブ・ジョブズCEOの病気療養による休職を発表しました。同日のニューヨーク株式市場で、同社株は一時6パーセント下落。2010年に発売された『iPad』や『iPhone4』の開発を主導してきた同氏の休養が今後、どのような影響を見せるでしょうか?

2003年
Steven_Paul_Jobs
2010年
Steven_Paul_Jobs

●2004年、すい臓がん治療のため休職したジョブズCEO。今回は復帰時期を明確にしておらず、病状悪化の懸念も……。

 NY在住ファンドマネージャー堀古英司氏は、「アップルはよくジョブズCEOのワンマン経営と見られがちだが、実際には複数の経営幹部が実務を主導している。財務体質は非常に強固なため、ジョブズ休職による株価への影響は限定的と見られる」と語っています。アップルは過去2回、同氏の休職を経験しており、業績への影響は少ないと米投資家は考えているようです。

2010年10月以降のアップル株価の推移
Steven_Paul_Jobs
↑好調な業績を見せていた中での休職のニュース。『iPad2』の発売時期への影響は?

 新端末発表の場などで同氏のプレゼンが見られないのは寂しいですよね。病状回復と1日でも早い復帰を願います!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう