ラスベガスで開催される世界最大級の国際家電ショーと新製品をレポ!
週アスPLUS:CES 2011 最強特集
米ラスベガスで開催中のCES 2011において、米Microsoftは1月5日(米国時間)、次期WindowsにおいてARMアーキテクチャーを含むシステム・オン・チップ(SoC)設計をサポートすると発表しました。
ARMとは、プロセッサー設計および開発する英国の会社"ARM Ltd."が開発しているプロセッサーで、32ビットRISC CPUをベースとしたアーキテクチャー。消費電力が低いことが特徴で、おもにスマートフォンなどモバイル機器で用いられています。
同社は、NVIDIA、Qualcomm、Texas Instrumentsと提携すること公表し、それらのメーカーが提供するARMアーキテクチャーもサポートすると発表しました。
2010年に大ブレイクしたスマートフォンやユーザーの注目を集めているタブレット端末などの多くがARMアーキテクチャーを採用しており、次期Windowsを対応させることにより、それらのデバイスにも、Windowsを搭載させることが狙い。会見では、NVIDIA、Qualcomm、Texas Instrumentsの端末で動作する次期Windowsのデモを実施したほか、ARMアーキテクチャ対応のMicrosft Officeなども披露した。
なお、従来までのx86アーキテクチャーに関しては、インテルとAMDがx86ベースのSoCを開発するとしています。
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