今回発表したAMDの新プロセッサー、“APU”はノートPC向けだ。ラインアップは上位のEシリーズ2種類(コードネーム:Zacate)と下位のCシリーズ2種類(コードネーム:Ontario)。 各シリーズともGPUとCPUコアを同じダイの上に搭載し、GPUクロックはEシリーズが500MHzでCシリーズが280MHzと差はあるが、どちらもDirectX11に対応する。
Eシリーズは2コアの『E-350(1.6GHz、L2キャッシュ1MB)』、1コアの『E-240(1.5GHz、L2キャッシュ512KB)』。Cシリーズは2コア『C-50(1GHz、L2キャッシュ1MB)』と1コアの『C-30』(1.2GHz、L2キャッシュ512KB)。TDPはEシリーズが18W、Cシリーズが9Wだ。
ざっくりとだが、性能はEシリーズがインテルのPentiumシリーズ、CシリーズはAtomシリーズへの対抗となっているので、APU搭載機は低価格なCULVノートやネットブック市場に登場するはずだ。
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