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【気になる1枚】DAFTPUNK新作『TRON:LEGACY』サウンドトラックの音は懐かしくも未来を感じる最高のダンスミュージック♪

2010年12月08日 21時21分更新

 12月17日に全世界で同時公開される『TRON:LEGACY』。映画の内容はもちろんのこと、そのサウンドトラックにも注目が集まっています。
 なぜなら、今回の映画全編の音楽を手がけたのがDAFTPUNKだからなのです! 彼らといえばアルバム『Discovery』もとに『Intersstella 555』で松本零士とのコラボや、自身も映画『ダフト・パンク エレクトロマ』を手がけ、ダンスミュージックシーンのみならず映像分野でも幅広く活躍するミュージシャン。そんな彼らの新作が聴けるとあって、ずいぶん前から話題になっていましたが、ついに、そのサウンドトラックの内容がベールを脱ぎました。
 

DAFYPUNK2
©Disney Enterprises, Inc.

 聴いた感想はというと「さすが!」のひとことに尽きるのですが、なによりもオーケストラと電子音のメリハリに脱帽! 電子世界の壮大さをフルオーケストラが見事に再現し、電子音で映画の舞台の冷たさ、多用されるノイズが暗さを表現しているよう。また、人間の心の深淵な部分をも表わすような奥の深さを音から感じました。しかも全曲に張り詰める緊張感がたまらない! 今は映画を見る前に聴いている状態ですが、音だけでストーリーが予想できるほど。映像とのリンクっぷりを映画館で確かめたいと思います。
 もちろん1982年公開の『TRON』にオマージュをささげるようなストリングス使いやダイナミックさを感じさせる楽曲も多く、とくに『TRON :LEGACY(END TITLES)』は第一作目『TRON』の公開時の時代感を彷彿させるようなフュージョン感やレトロ感、その上に現代のサウンドが混ざり絶妙な音像をつくりあげています。また『DEREZZED』などフロア映えする楽曲が揃っているので、しばらくの間このサントラからの楽曲がクラブシーンで相当かかるはず。また2011年のダンスミュージックシーンを牽引する1枚になる可能性もかなり高い、それほどのクオリティーなのです。
 また余談ですがDAFTPUNK本人らが映画に出演していることも話題のひとつ、どのシーンで登場するかはお楽しみに。
 

TRON:LEGACY1
©Disney Enterprises, Inc.

 目でも耳でも楽しめる『TRON:LEGACY』公開は来週末! サウンドトラックを聴いて観るか、観てから聴くか。順番はあなた次第、でも絶対に手に入れるべき1枚だと思います!

TRON:LEGACY ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
©Disney Enterprises, Inc.

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