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“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力

2010年09月13日 18時09分更新

 モトローラのAndroid2.1搭載スマホ『FLIPOUT』が、どうしたわけか私の元にやってきました。まったくノーマークでしたが、触ってみるとコレがなかなか……。

 『FLIPOUT』の特徴は、正方形のデザインにあります。横に回転させるようにスライドささせると、QWERTYキーボードが出てきます。アレといい四角いモノ流行ってますなー。ペヤングも増産体制に違いありませんね。

“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力
“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力
“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力

 サイズは67(W)×67(D)×17(H)ミリ、重量約120グラムと非常にコンパクト。開いたときの背の高さが、ほぼiPhone4と同じでした。液晶サイズは2.8インチ(320×240ドット)。CPUはTIのOMAP 3410(600MHz)なので、ハイエンドという位置付けではありません。液晶の画質もほかと比較すると少々見劣りします。QWERTYキーボードはBlackBerryより列が多く、ファンクションとの併用も少なく、数字や記号の入力もラクに行なえます。

“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力
“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力
“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力

 背面には300万画素カメラを搭載。512MBの内部メモリーとマイクロSDカードスロットを搭載しています(2GBのマイクロSDカードが付属します)。電池カバーにはカラーバリエーションを用意。私が手にしたパッケージにはブラックとホワイトが付属していました。

“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力
“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力
“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力

 キーボードは、しっかりとしたクリック感があり、両手に持って親指でプチプチ快適に入力できます。前述の通り正方形デザインの恩恵で列が多いためファンクションの出番が控えられ、Xperia mini proやBlackBerry以上に入力効率がいいと感じました。とはいえ、デフォルトでは日本語入力できませんので、定番のOpenWnnをインストールしています。

“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力
“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力
“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力

 ホーム画面には、モトローラ独自のソーシャル機能“MOTOBLUR”のウィジェットがデフォルトで並んでいます。FacebookやTwitterをはじめとしたSNSのアカウントを登録し、一括で管理、情報を表示してくれます。連絡先と連携できたりと、XperiaのTimescapeと非常に似たコンセプトの機能ですが、こちらのほうがシンプルでわかりやすいと思いました。

“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力
“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力
“四角い”海外Android、モトローラ『FLIPOUT』の魅力

 CPUも高速ってわけではないですし、なにより液晶の画質、解像度が低く、マルチタッチ対応とはいえブラウジングやナビなどにバリバリ活用できる端末ではありません。バッテリーもなんか、いまいちあんまりそんなにはもたない気がしないでもなかったでしたし……。

 しかし、文字入力に特化したコンパクトマシンとしては、Xperia mini pro以上に魅力的で個性的な端末かと思います。必要な機能はすべてそろっていますし。日本でも安価に出したらいいと思うんです。もちろん、SIMロックフリーで☆

 root化とか、よりコアな情報はpocketgamesさんへ。さすが、早いですね……ってか、売ってるし!

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