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新iPod nano、実は機能大幅DOWN↓でも魅力UP↑のワケ

2010年09月09日 18時57分更新

 新しいiPod nanoは、ひとつ前のモデルと比べると、ずいぶん変貌を遂げました。クリックホイールの省略、小型化に伴い、けっこう機能は省かれているんですね。しかし、音楽プレーヤーとしては、むしろ完成度を高めたというのが個人的な印象です。

まさに液晶のみに
iPod_nano
↑クリックホイールの代わりに画面タッチで操作します。液晶の解像度は240×240ドット。前モデルは240×376ドットでしたので、解像度的にはダウンです。
スピーカーは非搭載
iPod_nano
↑前nanoはモニタースピーカーを備え、イヤホンを刺さなくても再生音が聴けました。新nanoにはこれがありません。動画再生できないので、さほど必要ないかもしれませんが。
カメラも非搭載
iPod_nano
↑動画撮影用カメラもなくなりました。旧nanoはiTunes経由で転送した動画の再生ができましたが、これもできなくなっています。音楽専用プレーヤーということですね。
ゲーム機能もなくなった
iPod_nano
↑前nanoではプレーできたクリックホイール用ゲーム。現行モデルではclassicのみ対応ということに。iPhone、iPod touchアプリの陰に隠れてあまり知られてませんケド。プリインストールのソリティアだけは残してほしかったなぁ……。結構iPodでプレーしてる人見かけますよねー。

新nanoの画面を見ていきましょう

iPod_nano
↑ホーム画面にはアイコンが4つ。他のiOSデバイス同様、指でスライドしてページをめくります。
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↑アイコンのタップ&ホールドで並び替えるのもiOS共通作法ですね。並び替えだけで削除はできません(そもそもアプリの追加ができない)。
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↑ラジオはイヤホンケーブルがアンテナ代わりになります。各国の周波数対応。設定など、アイコンのデザインが共通なのでわかりやすいですね。
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↑音楽再生に関する機能は、そのままアイコンになっていて階層をたどる必要がありません。ぱっと見で識別しやすいよう、色も統一してあります。
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↑フィットネス、時計アプリは残っています。ホッ。
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↑加速度センサーがあるので、本体を振ってシャッフル再生の設定ができます。画面の回転はマルチタッチで操作します。小さいし正方形に近いので、自動で回転したら使いにくそうですものね。
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↑ホーム画面の壁紙は変更できますが、用意された中から選ぶのみ。エーン、遊びたかった……。
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↑写真閲覧機能も残っています。極小フォトフレームですな。身に付けられるし、今まで以上に活用しそう。
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↑写真めくりも指タッチでやるほうが、クリックホイールより雰囲気が出ます。なんとなくですが。
物理音量ボタンがうれしい
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↑音量調整は画面をいちいちタッチしなくても、カチカチとボタンでやれます。これって重要よね。右の平べったいボタンは画面のオン、オフ専用です。放っておいてもスグ消えちゃいますけど。曲送りは画面を出さないとなので、多用する人はリモコンイヤホンを買うか、shuffleをチョイスです。

 iPhoneを持っている人が、純粋に音楽プレーヤーとして新nanoを買うのって、全然アリと思うんです。FMラジオやボイスオーバー、クロスフェード再生など、iPhoneにはない機能てんこ盛りですからね。なにより、かさばらない!

 旧nanoのユーザーも、マルチタッチの新UIとというだけで、買い換えたくなっちゃうのでは? 写真の閲覧とかも楽しくなります。もちろん、カメラや動画再生、モニタースピーカーが超よかった! だから買ったんだ! とういう人は、前モデルを大事に使い続けるのもいいと思いますよん♪

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↑というわけで、ジャイアン鈴木さん、早速お買い上げです。
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